京都猫がいる風景

マイクロチップの注射

お盆ですね。
京都は台風前から
比較的、涼しい日が続いています。

残暑お見舞い、申し上げます。

さて。
先週の2日続けての
猫とタクシーお出かけは
お察しの通り、
マイクロチップの装着と
狂犬病の予防注射(一回目)のためでした。

マイクロチップの注射_b0199526_181552.jpg

玄関で、お出かけを待つ、
二猫のキャリーバッグ。
すでに緊張感が? !


飛行機用に、購入したバッグです。
sleepypod社の atomという製品。パッグの重量が1.5kg。飛行機の客室に持ち込みの場合、バッグを含めての重さが5kg内という規則になっているところが多いので、軽量で、持ち運びやすいものを選びました。
あとソフトのほうが、からだが(猫も人も)当たっても、痛くないかなと。

□□□
マイクロチップとは
個体識別の超小型のIC。

ただマイクロとはいえ、
小型動物の猫にとっては、
なかなかの大きさ(直径2mm 長さ約10mm)です。
そんな大きいものを
麻酔なしで装着するなんて、と
飼い主は不安でたまらなかったのですが、

実物を見て

ほっと    
しないしない。
もっと 不安になりました。

だって、
注射針で皮下に入れるんですが、
その注射針が極太なんですよ。
2mmのICが入るわけですからね。
私たちが血を抜かれるときの
注射針でもふつう1.2mmくらいらしい。
その倍くらいあるんですよ〜。
小さな猫なのに。
針の先は鋭いにもほどがある、というくらい、
斜めにぴしっと切れている。

これを首の上の、
やわらかな皮を
むにゅーっとつまみ上げて
注射するのです。

いかん、動悸がしてきた。
深呼吸。深呼吸。

□□□
まずロッタから。
待合室でのロッタ
逃げる気満々。そうはさせまじ。
マイクロチップの注射_b0199526_1803722.jpg


ロッタはプライドが高い猫なので
ふだんから押さえつけられたりするのを
極端に嫌います。

なので、
エリザベスカラー装着の上、
獣医さんのアシスタントさんたちが
ふたりがかりで押さえた時点で
怒り心頭。沸騰。うー、ぎゃー。
「放しなさいよ。この無礼者〜」

が、あまりに興奮していたため
注射針が刺されたことには
気づかなかったもよう。
注射針が入っても、
そのうなり声に変化はなく、
また刺し終わったからといって、
おとなしくなることもなく、
緊張が解けたのは、
アシスタントさんたちの
拘束の手が放されたときでした。

ほにゃらほにゃ。
脱力いたしました。

□□□
つづいてまやちゃん。
マイクロチップの注射_b0199526_19243789.jpg

ケースの中とはいえ、診察室で待機していたまやちゃんです。
その一部始終、耳にしています。
ケースから出したとたん
尻尾を巻いてしまった。くるりん。
マイクロチップの注射_b0199526_19215026.jpg

体温測定も聴診器を当てての検診も
私の押さえだけで、じっとしている。
おとなしい、というより
フリーズ状態で、
あっという間に注射終了。
私が抱き上げると
ぶるぶる、震えてるの。
「まや、怖かったんでちよ〜」
と、涙目のまやちゃん。

二猫二色。
その様子が
いかにもロッタらしく、
またまやらしく

飼い主には
マイクロチップ以上の個体識別
なのでした。


□□□
下記は、環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室の
★こちらからの転載です。画像もあります。

『マイクロチップは、直径2㎜、長さ約8~12㎜の円筒形の電子標識器具で、
内部はIC、コンデンサ、電極コイルからなり、
外側は生体適合ガラスで覆われています。
それぞれのチップには、世界で唯一の15桁の数字(番号)が記録されており、
この番号を専用のリーダー(読取器)で読み取ることができます』
by keiko-aso | 2014-08-13 18:30 | 京都猫がいる風景

京都ロンドンから琵琶湖のほとりへ??セルフリノベーションの家


by keiko-aso
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