京都猫がいる風景

トビが帰ってきた?!

夫が階下から、
何かを叫んでいる。
あまりに叫んでいるので、
下りていったら
裸で庭にいた。

「圭子ちゃん、トビがいる、
トピが帰ってきた」
お風呂に入ってたら
キジトラが見えたから
そのまま庭に出たらしい。

塀の上に、いる。
キジトラがいる。

でも、
「違う……」

「いや、違うとこもあるけど、2年も外にいれば、変わるよ。
 トビだよ、トビが帰ってきたんだよ」
「いや、うん」


あまりに夫がいうので、
「トビちゃん?!」
声をかけながら、
塀の上にいるトビに近づく。


「トビちゃん?
トビちゃんなの?」

逃げないので
速攻、カメラを取ってきて、
250mmの望遠レンズで、
撮ってみました。


トビが帰ってきた?!_b0199526_9254141.jpg

やっぱり違う。耳が違う。
トビは、怪我で、耳の先が少し欠けてるんです。
模様も少し違う。
あとこれには写ってないけど、
尻尾がトビより5cmは短い。色も違う。
体長も短い。


こっちは本物。
トビが帰ってきた?!_b0199526_9294537.jpg

全体的な色も、トビのほうが黒が勝ってる。

別アングル
トビが帰ってきた?!_b0199526_9321852.jpg


おとーさんとトビ。
トビが帰ってきた?!_b0199526_9333886.jpg


替え玉トビ。
トビが帰ってきた?!_b0199526_9353570.jpg



夫は写真を見ることなく
そのまま出かけたので
「トビだ、50%の確率でトビだ。
 トビだから、逃げないんだ」
 と、言い残していったけど……。

替え玉トビ蔵。
影武者か落武者だと思う。©あまちゃん
それでもいいか。
また来てね。


■■■ 
あれやこれや、
猫ともども、めまぐるしく過ぎる日々。


行く川のながれは絶えずして、しかも元の水にあらず 方丈記

そうそう、薬師丸さんの歌に
時の河を渡る船に、オールはない」という歌詞がありましたね。
ユーミンの詞だったと思う。
失礼しました。作詞は松本隆さんでした。

それでいい。
せめて、
上手に流されていく。

そんな心境です。
by keiko-aso | 2013-09-30 09:54 | 京都猫がいる風景

京都ロンドンから琵琶湖のほとりへ??セルフリノベーションの家


by keiko-aso
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