「私の部屋、まるで物置だよね。見せる収納部屋(苦笑)」
「気に入ってるんとちゃうかったん?」と、夫。
気に入ってます。気に入ってるんですけど
この部屋にほしくて買ったもの、必要だから置いてあるもの、
机以外は、実はないんですよ。
みんないわくつきのもの。
たとえば、
ソファは村野藤吾デザインのものなんですが、夫のコレクション。
四脚のうち二脚は村野藤吾ファンの方に売却、
残り二脚、私の部屋に
宝ケ池プリンスホテルで使用されていたものなので、
張り替えたいんですが、
夫がオリジナルにこだわっていて。とほほ。
それでもひそかに強行突破を目指し、一度、業者に見積もりに出したんですよ。
そしたら、布代は別で、一脚五万円と言われ、orz
挫折+頓挫ちうなり。
そしてそのソファに合わせているローテーブル。
これは母の嫁入り道具の茶箱の一つ。
戦後、まだもののない時代(母は大正生まれ)、祖父が大工に衣装箱代わりに作らせたもの。
いくつかあったようで、これは3とナンバリングが。
思い出に母がひとつだけ残してあったものです。
で、私も押し入れに突っ込んでたんですが、
今回、これも使おうと、柿渋を塗った上からリボス(天然塗料。赤ちゃんがなめても無害らしい)を塗り、
ローテーブルに再生。
父の机のときと同じです。こちら
掲載誌などのファイリングを収納しています。
余談ですが、本箱も本当の本箱は押し入れに収納してあるので
いちばん上の写真の左に写っているものは、本箱ではありますが、
第一の目的は、塗り直してない壁(京錆)を隠すためのもの。壁隠し〜。
ちなみにあまり気に入っておりません……。
これでもいろいろ好みがあるのよ〜。
ちなみに窓辺のこれはカウンター。
もとは客間でバーカウンターとして使ってたんですが、
東京の荷物のピアノを置くことになり、
玉突き状態に、軽いほうのこれが二階に。
現在は休眠中というか、無用の長物と化しています。
でもこれはお気に入りなの。
あと鹿のジェシーはロッタちゃんの喧嘩相手として、
新たな役目を与えられ、
でもね、この鹿、いい顔をしてるの。
何度、慰められたことか。
そんなわけで、
六畳の部屋は家具の収納部屋、なのです。
by keiko-aso
| 2012-06-18 17:41
| 京都町家のこと