SE ビヤガーデンのガヤ
浜「いや〜 わるいわるい 仕事が押しちゃってさ」
十「クソ暑いのにどんだけ待たせんだよ
大体 お前がデパートの屋上にしようって言ったんだろうが」
浜「久しぶりなんだからそんなに怒るなよ」
十「俺はもう大ジョッキ5杯飲んじゃったんだからな」
浜「もっとゆっくり飲めばいいのに」
アルバイト「お待たせしました 大ジョッキと唐揚げと枝豆で〜す」
十「お前 俺をこんなに待たせておいて自分の分だけ注文してきたのか!」
浜「唐揚げ2コあげるからさ」
十「6コあるだろ!」
浜「枝豆も食べてよ」
十「もう食った!」
浜「やっぱり」
十「帰る! お前とは二度と…」
(遮るように)
浜「二度といえばさ 武蔵と小次郎が二度めの決闘をやるんだって」
十「は〜?」
浜「五輪書に書いてあったんだって」
(信長ふうの声)
浜「1612年の決闘から四百年後 我らは倫敦(ロンドン)の地で眠りから覚め
再び互いの剣が火花を散らし金メダルを争うことになるであろう」
十「それ誰のマネだ?」
浜「十の…」
十「…」
浜「どう?」
十「…似てる いや そっくりだ」
浜「R-1 出られるかな」
十「お前という奴はどこまで…」
(遮るように)
浜「どこまでも行っちゃうよ これから倫敦に行くんだ 一緒に行って開会式見る?
ダニエルとも約束があるし」
十「もう許さん ここでお前と決闘だ!」
浜「いいけど 五輪書には倫敦で…」
十「俺とお前は武蔵と小次郎か〜! ビヤビヤチョッ〜」
(アルバイト十を羽交い締め)
アルバイト「お客さん 倫敦でやってください!」
十「離せ!」
アルバイト「ときの汗を見てもいいんですか!」
十「えっ?」
アルバイト「僕の母はエマミという名で…」
浜「フッフッフッ…」
十「よし 倫敦へ向かうぞ!」
P.S ロンドンという名の店、かつて日本でCMでも大流行しました。
ガンバレ 日本!!