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HOPE for Mothers (2011年 ザンビア) 
第2回目 北村邦夫氏「男性の視点から見た、リプロダクティブ・ヘルスについて」
10月14日に行われた「GIRL meets GIRL College」第2回目には、産婦人科医であり、社団法人日本家族計画協会 会長の北村邦夫氏が登壇し、男性の視点から見た、リプロダクティブ・ヘルスについてお話いただきました。
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北村氏の登壇前には、事務局長・鈴木がジョイセフの成り立ちや開発途上国における活動の基盤となっているところをご紹介させていただきました。
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北村邦夫氏はお話の中で、リプロダクティブ・ヘルスの総論を丁寧に読み解き、その中にある「生殖過程」について説明しながら、世に言う「草食男子(北村氏は絶食男子と表現されていましたが)」がなぜ生まれたかについて独自の見解を説きました。
また、「産む、産まない、産めない」を女性は自ら決定すべきと力強く語り、低用量ピルや緊急避妊ピルなどを紹介しつつ、「待ってるだけではだめ。自分の身体は自分で守らなくては」と訴えました。
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受講生からは、
「自分で自分の身体を守るというメッセージが伝わってきました」
「ピルに対して抵抗感があったが、意識が変わりました」
「自分の性生活を豊かにするためにも、自分の身体のことを知り、相手にもそれを伝えるようになりたい」
との声が聞かれました。

センシティブなイシューをユーモア溢れる語り口で、終始教室を爆笑の渦に巻き込んでいた北村氏。
しかし、北村氏を動かしているのは、老いも若きもコンドーム頼みの日本の非近代的な避妊法や未だに浸透しないピルについての根強い不信感に対する怒り。
怒りを感じたら。何かを発信しようと思ったら。
信念を持って伝えることの大切さや、あきらめない粘り強さにも触れることのできた、貴重な時間でもありました。

今週も皆さんのたくさんの素晴らしい気づきで「気づきの木」はふさふさに!毎回、気づきの木を眺めるのがスタッフの楽しみにもなっています。
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第3回目は10月21日です。国内外で活躍するジェンダー専門家、大崎麻子さんが登壇し、「ジェンダー&エンパワーメント」についてお話くださいます。
エンパワーメントとは? 女の子へのエンパワーメントがどうして必要なのか? わかっているようでわかっていなかった社会の仕組みも含めて、わかりやすくお話してくださいます!

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by JOICFP | 2014-10-20 15:17 | ニュース/お知らせ
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