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HOPE for Mothers (2011年 ザンビア) 
【7/16】リプロダクティブ・ヘルス特別講座 第3回 いよいよアフリカ編!
7月16日のテーマは

「アフリカでは今:命をかけた妊娠・出産が行われている現実を検証する」

開発途上国、とりわけアフリカで妊産婦や女性に起こっている現実を考えました。
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2000年に採択され、その期限まで2年を切った「ミレニアム開発目標(MDGs)」。各国が目標達成に向け、一層の努力が望まれる中、達成することは難しいだろうと言われているのが
「目標5:妊産婦の健康の改善」です。

これは、妊産婦の死亡率を2015年までに4分の1にすることを目指していますが、いまこの瞬間にも世界では妊娠・出産を原因として1日800人、年間では28万7000人もの女性が命を落としています。しかもその99%が途上国で起こっており、56%はアフリカのサハラ以南と呼ばれる国々で起きているのです。

アフリカの中でも、マラウイやエチオピアなどのように大幅に妊産婦死亡率を下げることに成功した国もありますが、現実は依然厳しい状況が続いています。

その理由は、なぜか。

アフリカの村では、いまだに医師はもちろんのこと、きちんとした技術を習得した助産師もいない村が少なくありません。もしくは、診療所があったとしても、遠くて行くことができないということもあります。そうした地域では、正しい知識のある介助者のいない状態で出産に臨まなければならず、緊急事態に陥った時に処置ができずに多くの女性が命を落とす結果を招いています。
また、アフリカでは、初経を迎えたばかりの10~12歳の少女が親の意向で結婚させられることが多く、児童婚が問題となっています。少女たちは、学業もままならないまま結婚させられるため、十分な教育を受けていません。妊娠・出産に対する正しい知識を得ていない彼女たちは、なぜ妊娠するのかもわからずに妊娠し、その結果、安全でない人工妊娠中絶などで命を落としてしまうこともあるのです。実際に、世界では1年で2000万人の女性が安全でない人工妊娠中絶をし、その内15%が亡くなっています。

私たちになにができるのか。

鈴木事務局長は言います。
「家族計画の必要性を住民に理解してもらう。それができれば望まない妊娠は防ぐことができ、多くの女性の命や健康を守ることができる」と。

そのために、必要なこととして、鈴木事務局長は3つのメソッドをあげました。
①証拠(Evidence)の提示:
実際に村で起こっている現実を数値化して伝えます。
②背景(Human story)の提示:
「どこの誰が望まない妊娠をして、安全でない人工妊娠中絶でなくなった」と具体例をあげます。
③対処法の提示:
改善するために何をしたらいいかを2~3分で伝えます。

望まない妊娠を減らし、妊産婦の命と健康を守るためには、女性だけが頑張っても叶えることはできません。そのコミュニティに住む男性までも巻き込み、皆で問題を解決する必要があります。しかし、その理解を得る道のりはイバラの道です。鈴木事務局長も専門家としてフィールドに出ていた時は、宗教家や村長など地域住民に行動変容を促すことができる男性リーダーに「なぜ今、女性の健康と命を守らなくてはいけないのか」何度も何度も足を運び、説いたと言います。

「全ての男性は女性から生まれいる。お母さんが一生懸命育ててくれたから、あなたは立派になれた。だからこそリターンする必要がある」。

最初は頑なだった男性リーダーたちも、次第にそれを受け入れ、やがて自らの言葉として村で語るようになり、家族計画という考え方が広まっていくと言います。

ここに話が至るまで、鈴木事務局長の話はまるでジェットコースターに乗っているよう!
ぐいぐいと聴衆の心をつかんで離しません。

その証拠に、参加者からは
「アフリカの現状を知ることができて良かった」
「鈴木さんの熱意や変わっていこうとする村や女性たちの姿に感動しました」
との声が。

講座後の質疑応答もほとんどの参加者が鈴木事務局長に質問を投げかけ、アフリカが直面する問題の解決策を探ろうと、白熱したディスカッションが行われました。

さあ、次回7月30日(火)のRH講座はさらに加速度を上げ、
「私たちのアクションが世界を変える」をテーマに、私たちにできることや日本だからこそできるアクションについて考えていきます。

残りの2回となりましたが、今からでもまだ参加をすることは可能です!
ぜひご興味のある方は下記ページよりお申込みください。
↓↓↓
http://www.joicfp.or.jp/jp/2013/05/13/18331/





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by JOICFP | 2013-07-17 16:57 | ニュース/お知らせ
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