シンポジウム:日伊における文化振興と市場構築への共通理解にむけて
12月9日、イタリア文化会館では、昨年に引き続き、「日伊における文化振興と市場構築への共通理解にむけて」と題しシンポジウムを開催します。今年のテーマは「日伊の文化政策のあり方と課題:文化事業への官民支援、法、地域連携」で、文化政策の研究者、現場の第一線で活躍されている専門家の方々がそれぞれの視点から講演をします。貴重な機会となりますので是非ご聴講ください。
コーディネーター:
マルコ・カンメッリ(ボローニャ大学教授、モンテ財団[ボローニャ・ラヴェンナ地区]会長、
イタリア銀行協会文化財委員会長)
開会の挨拶:
青柳正規(国立西洋美術館長)
報告:
ジュセッラ・フィノッキャーロ (ボローニャ大学教授)
「イタリアの文化行政政策にみる“開放”と“閉鎖”」
後藤和子(埼玉大学教授)
「日本における創造産業と文化政策」
フランチェスコ・テザウロ(ミラノ大学教授)
「イタリアにおける文化事業促進と財政政策」
小林真理(東京大学准教授)
「日本における芸術文化支援政策の制度、法と政策」
ジュリアーノ・レンメ(モデナ=レッジョ・エミーリア大学准教授)
「商業ビジネスを通じた文化活動のあり方」
森司(財団法人東京都歴史文化財団 東京文化発信プロジェクト室 地域文化交流推進担当課長/
「東京アートポイント計画」ディレクター)
「東京都が実施する市民参加型文化事業“東京アートポイント計画”」
加藤種男(財団法人アサヒビール芸術文化振興財団事務局長,
財団法人横浜市芸術文化振興財団理事長)
「日本における企業による芸術文化支援の発展と現状」
カルラ・バルバーティ(サレント大学教授)
「イタリアの美術・博物館事業について」
熊倉純子 (東京芸術大学准教授)
「日本におけるアートプロジェクトと地域連携」
閉会の挨拶:
土屋淳二(早稲田大学教授,早稲田大学イタリア研究所所長)
マルコ・カンメッリ
インフォメーション
日程: 2009年12月9日
時間: 14時~18時
場所: イタリア文化会館 アニェッリホール
主催: イタリア文化会館
協力: レンメ法律事務所、早稲田大学
入場無料, 申込方法:参加ご希望の方は、件名を「12月9日シンポジウム」とし、メール(eventi.iictokyo@esteri.it)またはFAX(03-3262-0853)にてお申し込みください
by italiainjp | 2009-12-02 12:50 | イタリア2009・秋とは