<日本におけるイタリア2009・秋>記者発表
2009年6月25日(木)東京・三田のイタリア大使館官邸で<日本におけるイタリア2009・秋>の記者発表が行われました。ヴィンチェンツォ・ペトローネ駐日大使の挨拶に続き、東京新聞、朝日新聞、イタリア文化会館、イタリア貿易振興会、資生堂、日本舞台芸術振興会(NBS)、NHKなど大規模イベントの主催者たちが各々のイベントのプレゼンテーションを行いました。
来る9月17日、ミラノ・スカラ座による「ドン・カルロ」公演をもって、イタリア共和国大統領ジョルジョ・ナポリターノ氏臨席のもとに<日本におけるイタリア2009・秋>がスタートし、期間中約3ヵ月間に約165のイベントが開催されます。
主な大規模イベントには、ナポリターノ大統領の来日に際し国外展示を許可された「アレッツォのミネルウァ」像などを展示する「古代ローマ帝国の遺産」展、ミラノ・スカラ座による「アイーダ」「ドン・カルロ」の公演、「アメン神とツタンカーメン王の像」や「イビの石製人型棺の蓋」を展示する「トリノ・エジプト展」、ボルゲーゼ美術館所蔵のラファエロ「女性とユニコーン」やカラヴァッジョ「洗礼者ヨハネ」など45点の絵画彫刻の対策を展示する「ボルゲーゼ美術館展(仮称)」、フランスの印象派に影響を与えた絵画運動であるイタリアの印象派「マッキアイオーリ展」などがあります。
また、数々のビジネス・イベントも行われますが、特に、イタリア貿易振興会主催の各種移動技術を紹介する「ZIG ZAG 伝統とイノベーション:未来を走るイタリア」展と、ナポリターノ大統領が開幕式に臨席する日伊ビジネス・グループ合同会議がその中心となります。
<日本におけるイタリア2009・秋>は、文化的・技術的切り口から始まり、21世紀のイタリアビジネス、製造業、観光業そして食文化に至るまで、いわゆるイタリア・システムを全面的に紹介するものとなっています。本イベントの目的はまた、今日のイタリアを考えるとき、その生活や製品の原点はいかに伝統工芸や製造産業、農業や地域と密着した歴史が存在し、芸術的伝統と良質な暮らしが結びついているかを知っていただくことでもあります。
<日本におけるイタリア2009・秋>にどうぞご期待ください。
by italiainjp | 2009-06-28 22:17 | 公式ニュース