去年の今頃かな… 本格的に初となるソロアルバムの制作に着手したのは…
レコーディングしてフリーライブやったりして、選曲とか録音などブログに様子をアップする事すら忘れとった(笑)
写真もほとんど撮ってないとです(^_^;) そのくらいジャケット撮影から選曲、レコーディングに没頭しとったとです。また、こんな複雑な状況下で作品の制作に入ったのも初めてでした・・・いっぱい色んな出来事が。だからオカリナアルバムを作る気持ちになったし、録音だけに集中できたんかなぁ・・・とも想います。
オカリナや笛の類は≪音楽の成績だけ!≫が良かった小学生の頃から好きで吹いてた。キッカケは放送部で流していた唱歌やクラシックのレコード。
子供ながらにインストゥルメンタルが好きでオカリナやフルートなどで奏でる曲にエラく惹かれて真似するようになった。
その頃から唱歌や童謡を笛や歌で表現したい!て想ってたマセた子供でした。
その希望がデビューして20年以上の月日を経て叶うのだから強いこだわりを持ってジャケットの写真撮影に臨み、オカリナレコードを作ろう!と思った大牟田で撮影をする事にしました。学校帰りに笛を吹いていた神社で表紙を撮影。世界遺産推薦が決定した三池港や炭坑跡地でも…。infixの曲にも時々出て来る場所です。
『ARIAKE~ありあけ~』や『不知火』って曲があるんだからまんま九州であり大牟田です(笑)
オリジナルだけでも良かったのですがやはりオカリナなら有名なカバーも入れたい。
でも、カバーも入れたら軽く100曲以上に(汗)!
選ぶのに苦労したので皆さんにラジオやブログで呼び掛けて聴きたい曲を送ってもらって
アルバムのタイトルもファン有志の皆さんのご意見を参考にさせて頂きました。
モロにスタンダードなナンバーになりましたがまずはそれで自分のオリジナリティ、いわゆる歌い手が奏でる笛を聴いて貰いたいと。だから吹き方やアレンジも独特かもしれません。それが味わいになれば…と。
アレンジもロックを基盤にした曲、オーケストラをバックにした演奏とか色々とトライしました。プロデューサーでアレンジも手掛けて貰ったエメット山崎先生にもかなりの議論の上、何度となくアレンジを変えて頂いたりと、妥協なく一枚目に相応しい作品づくりを目指しました。
ご年配の方からお子さんまで聴いて欲しい、でも童謡や唱歌、あるいはオカリナなどに触れる機会の少ない同世代のロック世代にも聴いて欲しいので、迫力を失わないミックスなどかなり神経を使い、いろんなスタジオで試聴したり激しい意見の交換ややり直しをしたり…大変な作業でした。なにせ、腕が腱鞘炎になるまでオカリナを吹きましたから(笑) 未だに腕、肘が痛いってσ(^_^;
そうやって想い入れ半端なく制作したんで、1500円って価格でアルバムを発売するというのにも抵抗がありましたが「多くの人々に聴いて貰う!」という事を第一義にこの形でリリースするに至りました。もちろん、infix独自のレーベルなので宣伝広告費もキャンペーンやプロモーションもありません、口コミや番組で地道に拡散して行くしかありません。ドーンと枚数を伸ばすより着実にこのアルバムや歌い手、長友仍世が奏でるオカリナや和のバラードを好きになって欲しい!と願っています。
尊敬する木原慶吾大将が「聴いて涙が出たぞ」とおっしゃって番組で流してインタビューして下さったり、FM岡山の牛嶋さんがいち早く県域で岡山でOAして下さったり、手作りプロモーションながら多くのお仲間にお手伝いし応援頂きました。九州のテレビ局の友達もサンプルでなく盤を事務所に注文してくれたり、有り難いことが続きました。。。
まだまだフリーライブや演奏会も少ないのでこれから努力して拡大させて行かねばなりません。第二弾でももうレコーディングしたい曲が控えてますからまずはこの一枚を頑張らんとイカンです!
産みの苦しみから生まれたこのアルバム、手前ミソやけど自分がくたびれた時、気分が塞いだ時、激しい曲に疲れた時など自然とこのアルバムを聴いています。
車を走らせながら、あるいは電車の中で、お茶をしながら… 色んな場面で聴いてます。皆さんにとってもそんなアルバムになってくれたらなぁ…って。
売れるとか評価とか無縁な中、無の境地で全編レコーディングに臨めたのも初めてかもしれません。「無常をこの胸に秘めて」…のごとく。
Amazonほか大手CDショップでも扱って貰ってますが自分自身が拘った場所で撮った写真にサインを書かせて頂いて事務所から発送する通販で届けたい!という想いを持って皆さんのお手元にお送りしています。
わずか数枚しかないレコーディング中の写真、緊張と喜びの中でこうして初のソロアルバム 『帰郷~おかえり~』 は出来ました、、生まれました…。
この作品をどうか可愛がってやって下さい。皆さんの暮らしの傍にある一枚にして頂けたらそれ以上に嬉しい事はありません…。
お問い合わせ・お申込みはinfix office インフレンズ:
shop@infixweb.com
今年最初のソロライブ、江古田マーキーも近付いて来ています。いろんな計らいでWiht 井上昌己ちゃんです。いろんな壁を乗り越えて歩いて行きたいと思います。。。
infix 長友仍世