驚きとスリル?とサプライズ??に満ちた20年目の長いレコーディングがようやく終了しました。
6月27日にリリースとなる『零時の扉』(松本零士先生のテーマ)、未来や宇宙のイメージに影響を受けた『The way of Victria』、そして約20年の歳月を経てDEMOから進化した平和へのメッセージソング 『ASIAN DREAM』の完全版… シングルチューンを三曲収録したCDになります。
これまでも4人でのレコーディングもたくさん重ねて来ましたが、ほとんど雑音をチャットアウトして自分たちと信頼しているスタッフとで作り上げた逸品、
このinfixというバンドとメンバーでなければ出来ない(今は誰もやらないようなサウンドですが)秀逸な作品に仕上がったと想っています。
スタジオでは、トラックダウンの完成を待ちながら【RADIO-GAGA増刊号】 のYouTubeコメントを撮ったり(RADIO-GAGAのサイトをご覧下さい)インタビューを行ったりと14年振りとなるinfix全員名義の作品の完成を喜び合いました。久しぶりのinfix作品なので旧知のスタッフや関係者も「20周年のお祝いだ!」と手弁当で協力してくれました。
幾度とないアレンジのやり直しや会議三昧の日々で意思の疎通が上手く行かずにすれ違ったり、作業が止まったり…何度と無く練り直し手間ひまを
かけ大変な思いも経験しました。難産だったからこそ余計にこの曲たちがとても愛おしく感じられます。
僕はスタジオ作業や作詞作曲もメンバー任せになったり(まぁ、完全に信頼していますから)ロビーで打ち合わせをしている事が多かったのですが、
ロビーで熱く討論し議論している僕の声がコーラスレコーディングのマイクに入るので「静かにせい!」ということがあったり(笑)、、そんなあり得ない
出来事まであり…しかし25年間の積み上げ、信頼があるから大丈夫!仕上がりはいつも予想を超えてくれるから。
ご飯を食べたり休憩する時間すらもったいない!とすべての時間と力を注ぎ込みました。
最終のマスタリングもワーナースタジオで終えて、やっとの想いで曲の完成です。日々、僕にうだうだ言われながらもいつも快く行政してくれたメーカーのFディレクター、そして『answer』や『STILL ALONE』などを制作し、いま「くるナイ2」でサービスOAしている昔のDEMOバージョンなども一緒に録って苦楽を共にしたエンジニアの瀧口くん(通称タキちゃん)など皆さんの力と努力なくしては完成しなかった作品なので繰り返し聴きながら、感謝の想いを深めています。
このようなご縁をつくって下さった方々、陰に日向に応援して支えて下さった皆さんにも感謝しています。この作品と正直な想いを早く届けお伝えしたいです…。制作や発表が遅れた分、これから曲を皆さんに聴いて頂けるように更に努力して行きます。今、この瞬間、頑張らなければ頑張るときはないから…。
■『零時の扉』 この作品に関する情報や詳細はワーナーミュージック公式サイトをご覧下さい。
ぜひ、貴重な超大判ジャケットにポスターやステッカーなども付く初回限定盤を予約して手にして下さい。