僕ら世代は初めて経験した大震災…
東京でテレビで見ながら震えた…
こっちが固まって恐怖でトラウマになる様な光景、
それを現地で経験した方、被災された方、
それを目の当たりにして救助に当たった方、
国も積極的に震災に向き合っているか?といえば
今回の能登の地震でも分かる通りみんな
どこか他人事だったりします
でもいつ自分が建物の下敷きに?
火災に飲まれる?!津波にあう?!
誰にも分からない、誰にでも起こり得る事です…
怖くてコシが抜けそうでした、画面を見ただけで。
いつ来るか分からない震災・災害
暫くは全国放送『ラジ王』も途中災害情報も入って…
震災後のビルが倒れた神戸へも行きました
夢に見るほど怖った。
体験した方はどれほどだったか想像も出来ません
… 怖いけれど考えねぱならない現実を。
俳優の堀内正美さんが、その演技のキャラクターから
まったく考えられない活動をされ…
『がんばろう!神戸』の合言葉を提唱されて
それがスローガンになったあの言葉です。
震災のボランティアをキッカケにずっと
30年もの長きに渡って活動を続けられています
そしていま経験を纏めた本
『喪失 悲嘆 希望
阪神・淡路大震災その先に』を出されました。
出版前に読ませて頂く機会に恵まれその
活動、そして震災現場やボランティアの実情を
改めて教えて頂きました。
裏も表も、、
とてもキレイ事などでは済まないリアルです。
悲惨な震災現場での救助から
被災者ボランティア、被害状況の放送、
行政との交渉まで、あれから30年、ずっと
人に寄り添いボランティアして来られて
それを本にされました。
キレイごとでは済まない震災の爪痕、復興とは?!
震災の現場で起こったこと、その生々しい様子、
ボランティアの現実、行政の対応や交渉まで
あらゆる事が網羅されています。
我々が知らない、想像もしない所で芸能人
エンタメに携わる方々も懸命に震災ボランティアに
奔走されて活躍されています。
地震大国、そして今や亜熱帯化で豪雨災害まで…
我々は自分の事だけでなく周りとの助け合い、
共助もしっかりその輪を作って行かねばなりません
人はひとりでは何も出来ません。
絶対!誰かのお世話になるのです、助け合わないと
生きて行けません。
隣組の大事さ、日本で失われつつあるシステム
いまこそもう一度、考える時ですね
あまりに自己ファーストで怖くなります
先日、神戸に赴き、倒れたビル、壊れた駅などを
思い出しました。忘れてはならないと。
みんなが元に戻ったワケでもないのです…
いつ災害に見舞われるか分からない日本
共に助け合う国であって欲しいそれが
本当に美しい日本!だと思うのです…
当時、東京FM 生放送『ラジ王』を終えて
TFMビルで震えながら画像を観て緊急放送を聴いた日
あれから30年 いま改めて胸に刻んで…
2025年 1月17日