これまでも行われて来た大牟田駅前の
イルミネーション、大牟田イルミナーレ。
しかし道行く人は横目で見るくらい、興味を持って
見る人が正直どのくらい居ただろうか?
僕がマネージャーと写真を撮りに行った時も
残念ながら人影もなく寂しそうにさえ見えた
イルミネーションの灯り。
しかし、大牟田にジャー坊が誕生してこういう
イベントに若い人達が戻って来たり興味を持ったり、
掛け値なしに純粋に嬉しく思います。
炭鉱が閉山して20年、こういう景色に夢を
託しながらも実現には至らなかった、、。
色々なイベントを絡めてもそれはせんない事で
人々の興味を呼ぶ事は無かったと思う。
消えた遊園地、ネイブルランドくらい。
最後は恐怖のミステリースポットなどと言われ
大牟田のグレーなイメージ(市外の方の印象)を
更に悪化させるものだった。
去年のジャー坊の壮行会も参加したけれど
正直、われ関せず…という人の多い事、唖然としたもん。
中には「ジャー坊の歌の長友さん?」とか
「FMたんと毎週聴いてますよ~」と声を掛けて
下さる方も居ましたが、通り過ぎる人が多かった。
駅前にも関わらず虚しく輝くイルミネーション。
誰のため?何のため、どんな意味が?
大牟田命と言いながら僕も寂しさを抱いた。
しかし、ジャー坊が街中に、あらゆる場所を
訪れて笑顔を振り撒き、大牟田元気大使になってから
どれだけの人が忘れていた笑顔を思い出し、
かつて栄えたこの街の風景に想いを馳せたことか。
少なくとも市民の笑顔、活気の中には
ジャー坊が居ました。
お年寄りから小さなお子ちゃままでが
駆け寄ってジャー坊と触れ合う、なかには
涙を流す人もいる。
ジャー坊は市民であり象徴でもあります。
少しずつでもいい…
小さな一歩、でも保守的なだけでは何ひとつ
変わらないし衰退するのみ。活気などない。
また大牟田がかつての様に夢や希望に
満ちた町になってくれれば!と。
ダンスあり、出店あり、音楽あり…
忘却の20年を巻き戻すようにこうして人の輪、
笑顔の輪が広がって、みんながこの町に住みたい、
ここで暮らしたい!と思う様な町になって
くれればと願うばかりです。
イルミナーレには多くの友達が参加したみたい。
俺も参加したかったしその温度を自分の肌で
感じてみたかったなぁ~って。
故郷で暮らせる皆さんが俺は羨ましい。
羨ましくて仕方ない。
俺の代わりにジャー坊のテーマでジャー坊と
大牟田高校チァー SHEEYの皆さんが華やかに
踊って下さって、その画像を見るだけで
涙ウルウルよ、ほんと。
若者で溢れてた頃の賑やかな大牟田駅前を
思い出した。
小さな一歩、でもこれからの100年に踏み出す
大きな一歩目です。
踏み出す勇気、それが必要です。
受け入れる心。文句だけなら子供でも言える。
動く、まずはやってみる事から。
町を破綻させるワケには行かない。
大牟田のイメージが黒やグレーから
ひまわり畑の様な明るい色に変わって行くと
俺はこの一歩を転換点として頼もしく見ています―。
infix 長友じょうせい