毎年、11月3日の文化の日には日本最大の産炭量を誇った我が大牟田市、隣の荒尾市の近代化遺産が公開されます。
…しかし、宣伝告知が今ひとつで貴重な文化遺産が公開される!と言う割には意外に知られていない歯がゆさがあります。関わっている方個々の告知が主で、公としての告知が少ないと言うか遅いと言うか(-_-;)現に筑豊、田川などの産炭地のイベントが賑わいを見せ「炭鉱節」総踊りの動員も抜かれている現状がある。「今日のイベント会場では大賑わいでしたー!!」ってTVで取り上げられたりしている。これではイカンぞ、我が故郷よ!!!
石炭産業科学館はじめ炭鉱の美しい施設など見所は満載で実際に三池港のイベントは豪華で人出も多くウチのスタッフもビックリしていました。宣伝せねば知られない、、infixに似てるって(汗)!?
その中でも僕は赤い恋人、明治時代から走り続ける通称「炭鉱電車」に逢う為に帰ったと言っても過言ではありません。マジ一輌買いたい!ってくらい愛しています。生まれた時から当たり前みたいに町中を走っていたので市民にとっては普通の機関車なのでしょうが、日本最古参と言われる明治時代にドイツからやって来たチビ凸型機関車。コレは上信電鉄のデキと唯一無二の日本に遺る兄弟です。これも縁でしょうか。とにかく凸型や古い車輌が好きなのですよ!
大型は東芝戦時型BB45t、大牟田のがプロトタイプとなり日本全国で活躍しましたが、現存して今も働くのは大牟田くらいになった貴重な車両なのです。大人になるまで僕も好きなだけで詳しくは知らなかったのです…その近代化遺産的、文化財的希少性を。
三井という企業の保有なのでファンが多い割には管理が厳しくあまり情報や姿が大々的に公開される事がありませんでした(残念)近年はその希少性に注目が集まり遺産として残す動きがやっと出はじめ嬉しくて仕方ありません(^・^)
この電気機関車を世界一愛しているのは僕だ!!という自負がありましたが、まだまだ上の大先生方がいました(苦笑)今回揃った鉄道マニアの方々は雑誌などでその名を知られるまさに先生方なのであります。大牟田の歴史、石炭、炭鉱の歴史にも詳しくホームページを見る度にひれ伏していた方々であります。あぁ、上には上がぁ…(~_~;)
今はこの先生方に色々とご教授戴き僕も更に赤い恋人に夢中であります。この機関車を名産品のパッケージにしたり、大牟田も少しずつ近代化遺産登録の意味に気が付きはじめています←(遅れてますが<汗)赤い恋人に乗ったり撫でたり(ひわいな表現?)炭鉱電車三昧の一日を過ごし模型としての再現に闘志を燃やして居ます←(曲を作れって)
今年は告知や公開内容があまり行き渡って居ませんでしたが来年はガンガン宣伝して炭鉱節も夏祭りも遺産公開も盛り上げたい!と想います。先生方、たまにゃ連絡下さい(T^T)
市の課長さんが大牟田レールクラブの会長という何だかワクワクする展開でありますヽ(≧▽≦)/
■先生方ホームページのタイトルです。。
炭鉄本館、眠れぬ枕木を数えて、炭鉱電車が走った頃 など…