まだハートが熱いなぁ…あの渋谷ワンマンから9年振りくらいだから。
今年5月の『AKIRAの誕生日ライブ』←(あまりに安直なネーミング、マーキーのオーナーらしいけどね <笑) に続いて10月には皆さん『仍世の誕生日ライブ』infixワンマンを期待されていた様でしたが、色んな状況を鑑みて苦渋の決断で僕がワンマンを断念しました...残念でした。いつでもいつまでも出来るとは限らない訳で…。
そうしたらまるで必然?だったかの様にSPIRITSの木原慶吾さんからバルーンフェスタでのinfixフルライブのオファーがあって...本当に嬉しかった。
春の『AKIRAの誕生日ライブ』は会場の広さや物理的な状況もあってガミーちゃんはドラムパッドだったから…
4人が集まって「せーの!!」で大きな音を出して演奏したのって2002年の渋谷ワンマンライブ以来かもしれない。
感動したよ、これ以上もこれ以下も無い。僕にはコレしか無い...バンドはinfixだねって。みんな時間と経験を重ねてベテランだよ。凄いプレイヤーでありプロデューサーでありアーティストになったなぁ〜って(^-^) infixを支えて下さった皆さん、機会を下さった木原さん、そして運命を導いてくれた天国のスタッフや仲間や家族たち。
演奏を捧げる人たちがたくさんです。己の為だけではやれない。出逢いやデビューツアーからちょうど20年目にメンバーを集めてくれた万物に感謝したい。1991年に首都圏ツアーからついに全国に飛び出したinfix。
調整のリハーサルなんだけどジーンと込み上げるものがあってこれまでの道程(みちのり)や本番を想いながら歌っている自分がいました。デビューして僕らに何があったのか、さわりだけ鹿児島リープのコラムに書きました。四人しか知らない、僕らにしか分からない事があったのです。メジャー所以の苦悩も…。
infixのフルライブを見て欲しい人々も沢山いますし、しかし、もう直接は観てもらえない仲間や家族もあります。そこに居て欲しくても巻き戻せない時間。様々な出来事があっても時間も運命も常に動いています、、一定ではなく刻々と変化しながら。無常と知りつつもやっぱり凡人には受け入れられない様な喜怒哀楽、出来事もありますが、それも人生や運命の一部として受け入れ反芻しようと努力しながらリハーサルに臨んでいます。
一緒にガーンと音を出したのは久しぶりでもタイムラグも全く感じませんでした。むしろ、いつも一緒に演っていていつも一緒に歌っているみたいな気分だったなぁ…不思議。
とにかく観に来て欲しい、本物のinfix、熟成されたinfixの姿とサウンドと…。
余計な説明や能書きを書いても仕方ないね。これは体験して生のinfixに触れてもらうしかない。僕の居場所、何度も言うけど僕が居るべき場所、安住のポジションなんです。
ギュッと集約したヒット曲や代表曲の数々を皆さんに万全の状態で聴いて頂く為にinfixの起動スイッチは押されました。演奏もリハーサル中の会話も何も変わらない、ありのままのinfixが僕は大好きで、四人で奏でるサウンドやコーラスワークも大好きなのです…。
もう1ヶ月を切っています、気持ちを込めて皆さんとかけがえの無い時間を過ごしたいと思います。今年も暖かくて、空に舞う無数のバルーンも美しいかなぁ…。
まさに気分は、、
infix SOUNDに『誘惑、思わせぶり、思惑どおり〜防御不可能、攻撃不可能…何も出来ない今の僕はBROKEN TOY』メロメロな感じです(笑)
infix vocal 長友仍世より