なぜか幼稚園から高校まで、加えて言うなら卒業した自動車学校の先生まで…
本当に先生方は僕を可愛がって下さり、何十年経っても「先生」と「生徒」という変わらない関係のままお付き合いして下さっています。町の方々も同様に、、気軽に声を掛けて「頑張れよ!」と励まして下さいます。もちろん、祖父ちゃん祖母ちゃん、両親の付き合いもあるのだけれど…
ミュージシャンを真面目に夢見るバカ息子を特に先生方はずっと「お前は歌手になれる」と信じて励まして下さった。これは教育理念の根本であり、そういった体当たりの先生方に巡り会えた事を奇跡だと思っています。
歌手になる!と決めたのは、大牟田の名門!たちばな幼稚園の時。この幼稚園の音楽や演劇、美術などに力を入れる方針に出逢って居なかったら歌手になろうとは想わなかっただろう。お遊戯会やレベルの高い演奏会で音楽への憧れが確固たる物になった。先生方もハンパなく厳しかったが大好きだった。写真の理事長先生、奥様のよし子先生にも随分とお世話になりご面倒もお掛けした(笑)
今でもたちばな幼稚園の園歌が唄えるのだ。「走れ幌馬車 リンリンと…」 昔は幌馬車で園児を送迎した時代があったのだろう。卒園して40年…やっぱり先生と園児なのであります(^・^)
たちばな幼稚園のちびっ子大蛇にも混じって来ました!
そして中学、高校と身を以て生徒を守り育ててくれる先生方に巡り会った。その話しはいつも番組やコラムで紹介している通りです。担任であろうが無かろうが関係ない。みんな先生はいつも生徒を心配して我が子として見守ってくれていた。
大牟田には本物の教育がありました。ゲンコツもビンタも全部自分の為なんや…と分かっていたし先生方の気持ちも以心伝心で分かっていた。信頼関係というモノがしっかり教育の中にありました。
夏祭りのステージで先生方とお会いした。ビデオ撮影をやってなかったら、ゲストでなかったら泣いていただろう、きっと声をあげて。先生たちは相変わらず懐が深く温かだった。抱きしめてもらったあの日があって、今、僕はここに居られるのだ…。
今夜『Dear Summer Night』を聴きながら眠ろう。(みんな、隠れた名曲のCD持ってるかい!?)