東京に来てから20年以上の歳月が流れた。人生の半分以上の年月が東京…長い時間だ。。。。
住む場所も家も、所属事務所やメーカーも付き合う人も愛した女性(ひと)も愛した場所も…全てが変わって行った。
音楽もレコードからCDへ...そしてパッケージすら無いダウンロードへと、、レコード店も街から姿を消して行った。
don't ask me why...
ビージーズの『若葉の頃』ではないけれど時流が色んな物を連れ去って行き、自然や時代の流れの中で変わった物、仕方ない淘汰の中で消えた物など様々だ…。
自分を取り巻くあらゆる事案や立場が変わった中、唯一変わらないモノがある。
信頼している美容師、アシェルのオーナー橋正 元(はしまさげん)氏である。
元々、一番最初に15歳でスカウトされたプロダクションからも「お前は顔じゃなく歌で採った」と言われたしテレビを見た方々からのファンレター?にも「歌手は顔だけじゃない、歌で勝負だよ!」と応援だか何だか分からない手紙を沢山戴いた。
いやいや、ご指摘戴かなくても自分の美しさは自分が一番良く分かってるから(汗)
どちらかと言うと大陸系の凹凸の無い淡白で平べったい顔だがね!ハイハイ…(=_=;)
デビュー当初のCDジャケットも若気の至り、人生最大の失敗作よ。髪型も衣装も決まってないし。infixでもルックスは両サイドの晃さん、ひろし君に頼りました。
むむぅ…どげんしよう、、いっちゃんダサい西遊記『傷だらけの天使〜』の頃、悩んでたらこの橋正オーナーに出逢った。1994年だったかな?最初の一言は「長友さん、あんたハゲるね」だった(苦笑)いきなりソレかい、歯に絹着せぬモノ言い!?
座ったが最後、口が挟めない。黙々とその人に合ってると思える髪型、色に仕上げて行く。勝手に赤い髪にしたのもこの人だから(笑)でもソレが受けた。
ハゲないから!とパーマやカラー、シャンプーから手入れ方法も全部変わったし指示されたままやった。
元々が細い毛に中学生の時からパーマやブリーチして地肌にダメージを与えて無茶して来て生活も不規則でオマケに中学から「ハゲる!」と半ば断定されて来た頭だが一応髪はあるし地肌(だけ)はキレイだし、その時々に評判も良かった。
先生を信じて来て良かったし、この人以外のハサミは入れない。
アシェル、、特別な信頼関係で成り立っている。一切儲ける気もなく、客にシャンプーの一本も勧めないし媚びないし。その人間性や人柄も好きなんだ。
妹分のゆりりんもライブハウス阿佐ヶ谷ドラムの真ん前って事もあって通い出して髪がより綺麗になったし今のショートも似合ってる。優しい人だし面倒な事でも断らない。
ハゲない、白髪にならない知識や勉強はハンパじゃないので2人でハゲ防止シャンプーやコンディショナーを開発してパテントで食ってれば良かった、マジ。
そしたら引退して悠々自適な生活だったかもね。
変わるモノ、変わらないモノ...様々あります。いつもご愛顧の「さくらや」が無くなるなんて。さくらや行って珈琲飲んで、、古き良き新宿、その思い出の場所も次々に無くなって行くよ。
美容室みたいに変わらないモノや変わらない付き合いがひとつでも増えたら人生後半、幸せだな〜と想います。
明日の阿佐ヶ谷ドラムライブの日は早く行ってお茶でも飲んで無駄話しをして来るかなぁ〜。
頭皮や髪に悩む方々はぜひ南阿佐ヶ谷駅から三分、杉並消防署横のアシェルへ(笑)
ちなみに商売気が無いのでホームページすらありません〜。
赤髪に戻したじょうせい