オーディー皆さんからの年賀状には「結婚しました」「子供ができました」など嬉しい内容の物が多く、今年はようやくホットな年のスタートが迎えられたかぁ…と想ってた矢先、悲しい報せが届いた。FMのお陰で何とかやって来れたinfix、そんな俺らをデビュー前から支え『パジャマプレス』『ラジ王』『ナンスル』など番組を担当させて下さった岡田部長(当時JFN部長、現在エフエム東京 取締役専務)が7日、逝去された。あまりに突然の電話に時間が止まった。「infixは誰より岡田さんの世話になったから…」というスタッフからの気遣いの電話だった。。。
古いオーディーには懐かしく親しみを感じる名前だと想う。当時は部長で既に偉かったのに番組やリスナー、俺らを気遣ってわざわざ深夜までスタジオに残って番組に付き合って下さった。疲れて放送卓で寝込んじゃうのにね…。よく番組内で「部長、生きてるのか突ついてみましょう~」なんてネタにしてリスナーからも沢山部長宛てにハガキやFAXを貰ったよね。帰れる立場なのに「番組大丈夫か?」「infixは飯食えてるか?」ってさ。有り難かったよ、ホント。その後はJFNの社長を歴任し、現在はエフエム東京の取締役専務だった。顔合わせる度に「また全国ネットのバラエティーやらせて~!」なんて甘えてた。訃報がショックで駅のホームで乗るはずの電車をボケーッと見送ったり道端で立ち止まってしまったり。infixを可愛がってくれた人々が次々と天国へ逝く。馬場ちゃん、ドン上野、そして岡田部長…みーんな先に逝く。日本のFM界を創成期から牽引して来た人たちが。。。
人の生老病死は避けられない無常の事だとよくよく解っている。しかし、親しい人々の死に出会う度に心が痛み悲鳴をあげる。リスナーの分もお別れ言って来るけん。想い出つまった旧JFNスタジオ、次回の『ROBO21』はここで収録するから…。