ご無沙汰していました。ブログの更新が滞り、友人達には心配もおかけしてしまってすみません。何とか無事にやっております。
3月11日の大地震から10日以上がたちました。東京に住んでいる私達でさえ、不安で落ち着かない日々を過ごしておりますが、被災地の方たちは、どのような気持ちでこのときを過ごしているのだろうと思うと心が痛みます。
そう簡単なことではないと思いますが、1日でも早くおいしいごはんとゆっくり寝られる環境が整えられますよう、願うばかりです。
まだまだ余震も続く東京ですが、20日の日曜日は、みなとみらいホールでのコンサート「松本紘佳 ヴァイオリン・リサイタル」に行ってきました。2009年4月の津田ホールから2回目のコンサートです。

やはりこの時期ですから、コンサートやイベントは、中止が多いですが、まだ15歳の紘佳さん、この日のためにがんばってきたのだろうし、きっといろんな思いをされているだろうと。
今回のプログラムは、
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ5番 ヘ長調 作品24「春」
プロコフィエフ ヴァイオリン・ソナタ2番 ニ長調 作品94a
イザイ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 「バラード」ニ短調 作品27-3
フランク ヴァイオリン・ソナタ イ長調
でした。
今回も、とにかく若々しくて圧倒される演奏でしたし、ベートーヴェンやフランクのヴァイオリン・ソナタのように、耳慣れた曲でも豊かな音色を披露されていました。相変わらず、お母様のピアノもすばらしかったです。
一緒に行ってくれた合唱のお友達Kちゃんも、将来がとても楽しみだね~と喜んでいました。
ホールから見えるこの景色。綺麗とかより、津波がきたらここはダメだね~と。

もちろんコンサートとしてのレベルや満足度は高いのですが、無事に開催されたこととか、演奏中に地震がなかったことにホットしました。
きっと聴衆のほどんどがそんな気持ちで見守っていたのではないでしょうかね。そんな雰囲気を感じました。

観覧車が普通に動いていたのには驚きました。乗っている人も見えました。勇気あるー!