昨日は、渋谷の
Bunkamuraに映画「
ブーリン家の姉妹」を見に行ってきました。最終の19時の回に行ったのですが、火曜日は1000円ということもあって満席でした。レディスデイというわけではなく、男性も1000円なのですが、90%が女性。「コーラスライン」の方がさらに混んでいるようでした。
私は世界史ものの映画が好きなので、ついこういった映画に足を運びたくなります。エリザベス・ゴールデンエイジも見たんでした。主人公のアン・ブーリンは、エリザベスのお母さんになります。お母さんも大変だった。
アン・ブーリンがなんとか結婚したヘンリー8世は、教科書ではイギリスの宗教改革のところに出てきますね。アン・ブーリンと結婚したいがために、前の妻と離婚しなければならない。しかし離婚を認めてくれないので、ローマ教会を脱退し、独自のイギリス国教会を作ったというところです。
それにしても、本当に国王ともあろう人が、それしか考えられないのは、おはずかしい話。男の人は見に行きたくないかもね。
この「ブーリン家の姉妹」は、そのあきれかえるヘンリー8世の愚行を題材に、2人の姉妹の幸不幸について描かれています。
ドラマチックでとてもおもしろかったです。ある程度の歴史の流れがわかっていた方が楽しめると思います。
ヘンリー8世の愚行も女性側の意識の問題が大きくかかわっていたんだということに、あらためて気がつきました。
帰りは、昔いつも通勤で通っていたマークシティと抜けて、「明日の神話」を見て帰りました。
やっぱり迫力ありますね。生前に岡本敏子さんにお会いしたことがあったので、なつかしいです。