今日は映画「
西の魔女が死んだ」を新宿に見にいきました。
17時からの回でしたが、満員でした。いやぁ、とてもよかったですよ!
最初は、サチ・パーカーさんの日本語が固い感じがしていたんですが、どんどん美しい日本語なって聞こえてくるから不思議。私も祖母とこんな素朴な自然を共有して心がなごんだ覚えがありますけれど、一番違うのは、おばあちゃんの衣装ですね。さすがイングランド、かわいいです。
邦画なせいか、前半はテレビドラマを見ているような気軽な感じさえしますが、中盤から最後にかけては、ジンジンきます。子供が見ても、また子供の頃を思い出しても、さらに大人という立場から見ても、随所に自分と重ねあわさるところがあって、考えさせられるんではないでしょうか。
孫のまいは、おばあちゃんの目に見えない大きな愛情と自然の中で、心を成長させていきます。それは、見ていてとても心地良いものなんですが、最後大きな壁にぶつかる。でもその壁は、自分で越えないとけっして越えられない。大人は、その壁の前まで連れて来てくれるんですが、自分で越えないといけないんですね。まいは、大きな犠牲をはらって、最後壁を越えるんです。
うるうるしますよ~。終盤は多くの人が涙してました。もちろん私も・・・。
ちょっとひねくれものの、私が感じた感動以外の感想
1.おばあちゃんは、孫のまいちゃんには、素晴らしい愛情を注いで、理想のおばあちゃんだけど、娘のママにはその精神が伝わらなかったのか。ママは結構冷たい人間に育っちゃってる。
2.まいちゃんの年齢にしては、あの田舎で退屈せずに、自然を慈しむことをすんなり受け入れている。かなり大人!