昨日、映画「
ラフマニノフ ある愛の調べ」を渋谷の
Bunkamuraに見に行ってきました。
17:10~の回でしたが、わりと年配な方が多いというのが印象。満席ではありませんが、6~7割程度とまあまあの入りでした。
私は、昔ピアノをやっていたこともあって、ラフマニノフ大好き。「のだめ」は見てないんですけれど、あれもラフマニノフだったようですね。ラフマニノフは、難しいので挑戦の対象になりやすい。
ラフマニノフ好きといっても、おはずかしいことに彼の生涯についての知識は全くなく、ロシアから亡命してアメリカで随分たくさんの演奏活動をしていたんだということを映画ではじめて知りました。
映画では、神経質ぽくって、自信もあるような、ないような不安定な精神状態だった様子が描かれていましたけれど、天才的な人はだいたいそんな感じ。芸術家に惚れるっていうのは、そんな不安定な部分を補ってあげたいという母性本能が働くんですね。
作曲や演奏するってことが、どんなに心身を消耗して大変なことかを想像できると、それに対する畏敬の念と愛が結びついて、絶対的なものになるんです、きっと。
さて、今日から5月。朝のお散歩も最高に気持ちがいいです。
意外なことに気付きました。秋だけじゃなくこの新緑の季節も落ち葉が多いということ。新しい葉っぱと入れ替わりなんですね。ヒラヒラと落ちてきます。お掃除の人たちも忙しそうでした。