旅の楽しさは、おいしいものに出会うこと、にもありますよね。でも、レストランを決めるのって勇気がいります。これから、フィレンツェに行こうとしている方の参考になればうれしいです。
12月20日、ローマからフィレンツェに移動して、フィレンツェのホテルに12時前、チェックイン。その日の午後は、フィレンツェの街を歩き回りました。
色々歩き回って、ランチ、ランチと思いながらも、明日行くウフィツィの場所を確認したり、アルノ川に見惚れたりでなかなかランチにありつけず、サンタ・クローチェ教会近くのピザ屋さん、カフェ・イタリアーノを目指します。ここは、行く前にピザではフィレンツェ一番!と聞いていたからです。

ここかな、と思って入ったところ、メニューを見てもピザがない・・・。アレ、でも店の名前は確かにカフェ・イタリアーノ。

ピザはないんですか?と訪ねると、夜だけなんです、とのこと。しょうがなく、サラダと鳥肉料理、飲み物などをたのみました。それが、とてもおいしい!パスタやピザばかり食べていて、普通の料理をあまり食べてなかったというのもあるけど、Aちゃんと顔を見合わせるほど、おいしかったです。旅行が終わってから、ここがトップ賞だったかな、とAちゃんと話しています。
Osteria Caffe Italiano TEL 055-289368
Via Isola delle Stinche, 11/13R
50122 FIRENZE (ヴェルディ劇場近く)
それから、また街を歩き回ったのち、知り合いのYさん(日本人)が働いているドゥオーモ近くにあるスポーツショップに行きます。ここで、夕食のレストラン、バルバジャーニの予約をしてもらい、さらに明日のためのおすすめレストランを聞きました。
barbagianni TEL 055-2480508
Via Sant'Egidio,13R
50122 FIRENZE
「フィレンツェ一番のピザ屋さん、カフェ・イタリアーノって、教えてもらったんですけど、ここであってますか?」と先ほど行った店について訪ねると、「確かに、一番美味いよ。そう、カフェ・イタリアーノなんだけど、カフェ・イタリアーノは3店舗あって、ピザはその店の隣り。昼間は閉まっているので、7時オープンの5分前くらいには着いていた方がいいよ、並んでいるから」とのこと。
そして、その夜は、Tボーンステーキを食べて!と日本からRさんに言われてきたので、バルバジャーニを予約してもらいました。バルバジャーニには、Rさん、Yさんのお友達が働いていて、日本語OKでした。とても細かく優遇していただきました。

カリフラワーのムース。繊細な味で美味しい。ヨーロッパで繊細な味って今までなかなか出会えなかったけど、イタリアは別。

パンも種類が豊富でどれを食べても美味。

デザートも食べてみたかったので、少しづつ盛ってもらいました。もちろんGOOODです。

店内も落ち着いていて、いい感じでした。
次の日は、ウフィツィ美術館を鑑賞後、ピッティ宮方面へ。ガイドブックに載っていた、こっち方面のあるレストランを探せども見つからない。住所のところにないのですから、閉店かシーズンオフのために休んでいたのかもしれません。
もう、おなかもペコペコだし、またまたどこでもいいや、えいっと入ったのが、このレストラン。ロブスターのパスタときのこのリゾット。普通に美味しかったです。
BOBOLI TRATTORIA TEL 055-2336401
Via Romana, 45R
50125 FIRENZE
そして、その夜は、カフェ・イタリアーノのピザを。間違わずに隣りの店に行きました。言われたとおり、7時5分前くらいに行くと、2,3人が並んでいたので、すぐにわかりました。写真のお兄さんがひとりで焼いています。ピザは、3種類のみ。私たちは、よくわからないので、指差し注文で3種類のうち、見た目で2種類を選びました。

たぶん、マルゲリータとナポリターノと言っていたような。似てるようですが、2つは違う種類です。
最近日本では、クリスピータイプの生地が多いですが、ここのは、ナンのようにふかふかした生地でした。ピザ通でないので、評価が正しいかどうかわかりませんが、びっくりするほどではないにしろ、ナチュラルで新鮮、おいしかったと思います。そもそも、今までピザにそういう印象を持ったことなかったですね。
ピザのあと、Yさんに教えてもらったバーに行きました。年配のおじさん2人がやっているバーで、名前がアートバーだったか。

それで、私はダイキリ、Aちゃんはギムレットを注文。かわいい店員さんが、私に向かって、バナナ or ストロベリー?って聞くので、えっ?ダイキリに?と思いながらもストロベリーと答えました。すると、きたのがコレ。

えーっと声をあげて私が驚いてると、かわいい店員さんが笑っていました。まるでストロベリーフロート。おいしいんだけれど、真冬にこんな体が冷えそうなもの大量に飲むなんてなぁ~と。
そしてこれが、Aちゃんのギムレットです。この細切りのものは、レモンピール。これも、レモンジュースみたいな味でした。Aちゃんは、お酒好きなので、少女趣味的なのは、あまり好ましくないようでした。

渋いおじさんが作っているカクテルにしては、アートなのか、驚かせてくれるカクテルでした。
ART BAR TEL 055-287661
Via del More 4R
FIRENZE