火曜日にエステに来てくださったお客様Mさんが、今田さん、感動しました、先生のご本!といって、持ってきてくださいました。えっ、先生、お忙しいのに、また?!
私も忙しい・・・なんて言ってはいられないなぁと、かたづけなければいけない原稿を横目で見ながら、読ませていただきました。

いっきに読みました。佐伯先生が歩んでこられた人生、ひとつひとつが細かく描写されていたので、正直驚きました。こんなことまで書かなくても、と読み始めは思ったのですが、読み進んでいくうちに、中途半端では、意味がなくなるとお考えになったのでしょう。この本を出すのには、勇気もエネルギーも必要だっただろうと、スクール時代、面接してくださったときの先生のお顔を何度も思い出しました。
最近、不幸なことが少なくなってきた世の中で、どうしても私たちの経験に不足しがちなのが「忍耐」なのかもしれない。一生懸命、誠実にやっていても、困難はやってくる。でも、困難があってこそ、相対的に幸せってどんなことかに気づくことができる。人は、どうしたって無気力に陥ってしまったり、もがき苦しむこともあるけれど、そこから脱出するチャンスは必ずあるんだな、なんてことを思いました。
毎日毎日を大切に頑張ろう。そして、みなさんもよろしければ、ぜひご一読を。

先生には、白いお花がよく似合います。カシワバアジサイ。