コミック版「エルメスへの道」を読みました。はじめてではなく、再読です。このコミックを読んでからいっそうエルメスファンになりました。ブランドヒストリーは、知ったうえで持ちたいですね。
エルメスはそもそも馬具屋さん。エルメスは、馬車がなくなり、どんどん車に移り変わっていく時代の変遷の中で、どうやったら生き残っていけるか、苦肉の策で皮製のかばんやベルトを考えついたのだとか。当時は皮製のかばんやベルトが斬新に感じられたというのだから、今の私たちにはびっくりだけど。
また、アメリカのファスナーをいち早く見つけて、かばんにファスナーをつけることを考えたり、シャネルがスカートにファスナーをつけようとしたけれど、つける技術がなかったので、エルメス社がシャネルのスカートにファスナーをつけてあげていたとか、結構おもしろいです。
もちろん、お高いので、そうそう買えないですが、お誕生日をかねた自分へのご褒美は何にしようかなとか、海外旅行に行って気持ちが大きくなっているとか、ブランド見るならエルメスです。
エルメスのスカーフも製作過程を知ると、ブランドネームゆえに高いわけではないことがわかります。とはいっても、お店で拝見するだけで終わることも多いですが・・・。このコミックは、わかりやすくっておすすめです。