先日来てくださったエステのお客様、普通なら仰向けに横たわって静かに目をつぶっているところなのですが、突然むっくり起き上がって、えっ!と驚かれるので、こちらも驚いてしまいました。
洗顔フォームが私の手の中でモコモコと泡立っていくのにびっくりしたようです。そのお客様はサロンと同じ洗顔フォームを使ってくださっているのですが、なかなかキメ細かい泡を作れないとのことでした。
確かに洗顔料の違いで泡立てやすさは随分違うものです。泡立ちの良い洗顔フォームや石けんがいいという信仰もありますが、そんなに単純ではないなというのが、最近の石けん作りでわかったところです。
泡を立てた方がいいのは、肌への摩擦を減らすことができるからというのがあると思います。ですから、どんな洗顔料でもなるべく泡立てる努力はするべきでしょう。
それでは、泡立てネットを使わないで、泡立てるコツをご紹介いたします。
①洗顔料を手にとったら、たっぷり水分を与えます。
②最初は、まるく円を描くように手を動かして、大きな泡を立てます。ここで水分が足りなければ、補充しながら、泡立てます。
③大きな泡が立ったら、今度は直線的に手を動かして泡を切るような感じで泡を細かくしていきます。そうするとキメ細かい泡になっていきます。
こんな感じです。これは、本当にコツって程度ですが慣れもありますので、何度かやっていたらできると思います。泡立てネットを使うのもいちいち面倒だと思いますので、ぜひマスターしてください!