ニースからバスに乗って1時間30分ほど、香水のメッカともいわれているグラースに行きました。丘陵地帯にあり、細い路地や階段が多く、立体的でかわいい街です。石畳の街でも、南仏特有の薄オレンジ色の壁とお花があしらわれた家々は、どこかなつかしく、ホットする雰囲気にあふれていました。
1782年から香水を作っているという老舗のフラゴナール香水工場に。伝統的な香水の作り方の説明をしてくれます。
工場にあるショップでは、エステに来てくださっているお客様にお土産を。自分には、ローズの香りの香水を買いました。
16時に予約しておいたガリマール香水工房へ。
ここでは調香師に従いながら、目の前に並んだビンの中から自分の好きな香りを選んで調合、オリジナルの香水を作ることができます。
調香師が、ムエット(香水の香りをかぐ細長い紙)の先につけた香りを確認しながら、
「は~い、あなた、葉っぱの香り。ん~、私大好きな香りです。ここからここまで(ざっと25本以上)3つ選んで~」と、やさしい口調ながらも、ええっこんなにたくさんの中から!?と目がまるくなるような本数を指差します。
5mlや10mlづつを選んでは、フラスコの中に入れて、100mlでできあがり。想像を越えた良い香りの香水ができました。
香水に名前をつけて、ラベルを貼ってもらい、修了証までいただきました。
作った香水は、2週間後から使ってくださいとのこと。2週間でまた今日かいだ香りとは違うものになるとのことです。
こんなに真剣になったのも久しぶり。大満足の2時間でした。