いきものがかり よっちゃんのつぶやき
 

New Album
『My song Your song』

2008年12月24日発売
ESCL-3146/¥3,059(税込)

【収録曲】
1.プラネタリウム
2.気まぐれロマンティック
3.ブルーバード
4.スパイス・マジック
5.かげぼうし
6.帰りたくなったよ
7.message
8.Happy Smile Again
9.くちづけ
10.僕はここにいる
11.プギウギ
12.幻
13.心の花を咲かせよう
[bonus track]
14.帰りたくなったよ
-acoustic version-
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よっちゃんのつぶやき78

いきものがかり辞典~イキペディア~


第20項【Groovy★Jack(グルービージャック)】


水野いわく「伝説のバンド」。水野が高校在学当時に組んでいたバンド。結成から卒業までに、オリジナル曲を4曲制作したが、そのうちの3曲が後に改良されていきものがかりの楽曲としてリリースされている。ゆえに伝説。具体的には「うるわしきひと」「流星ミラクル」「君と歩いた季節」がそれらにあたる。メロディーに関しても詩に関しても、多くはかなりの改良を加えられている。
メンバーは海老名市内にある某有名コンビニのひとり息子だった“のじくん(ボーカル)”、見た目は不良にしか見えないけど成績優秀の天才肌“にしくん(メインギター)”、当時から温和で現在は小学校の先生をしている“ななさん(ベース)”、水野と小学校時代に“UFO研究会”という謎の組織をつくっていた幼馴染の“しげちゃん(ドラム)”、水野がバンド内恋愛禁止だとか自分で言っておいてちゃっかし好きになってしまい在学中に5回告白して5回ふられた“みっちゃん(キーボード)”と水野(サイドギター)を加えた6人。ちなみに、このバンドでも水野はリーダーだった。

初のオリジナル曲である「燃える花(唯一、いきものがかりでは歌っていない楽曲)」は、校内の文化祭テーマソング大会において、当時2年生ながら、3年生の数々の人気バンドをのきなみ抑え、2位に400票差(全校生徒1200人ほど)の圧倒的大差で勝利した伝説の楽曲(のちに学校の実権を握る3年生の圧力により、不本意にもテーマソングから外される)。水野はそのとき初めて、自分の作った楽曲が多くの人に聞かれ評価されるという得がたい経験をし、「曲を書いてほめられるってこんなに嬉しいんだ」と曲をつくる喜びを知る。このときの喜びが、その後の水野の人生を大きく動かしたと言っても過言ではないだろう。

ちなみに、校内だけでなく、高校生を対象としたいくつかのバンド大会にも参加したGroovy★Jack。2000年に参加した第2回ヨコハマハイスクールミュージックフェスティバル(※)では準決勝まで勝ち進むも、決勝を前に惜しくも敗退。準決勝で、彼らのひとつ手前で演奏して見事決勝に進んでいたのが、現在メジャーシーンで活躍する“藍坊主”だった。


※ヨコハマハイスクールミュージックフェスティバル

神奈川県の横浜アリーナを決勝の舞台として行われる高校生のバンド大会。もともとは堂島幸平などを輩出した横浜HotWave(決勝会場は横浜スタジアム)が源流。1999年、当時の不景気のあおりを受けスポンサーが集まらず、開催できなかった横浜HotWaveを何らかのかたちで再開できないかという動きのなかで、横浜の山下公園にて第1回ヨコハマハイスクールミュージックフェスティバルが開催されたのが始まり。この第1回の大会には、なんと吉岡の兄がボーカルをつとめる“HotSpring”というバンドが決勝に進んでおり、さらに水野はソロでテープ審査に臨むも落選している。
現在はRADWIMPSなどを輩出したことでも知られる。




第21項 【お別れ会(オワカレカイ】


小学校のときに水野が経験した初ステージ。
小学校6年生の卒業前に、卒業生が体育館でそれぞれ出し物をして、先生や生徒たちに感謝の意を表す催し物。水野は、当時親に買ってもらったばかりのクラシックギターを持って、ミスターチルドレンの「CROSS ROAD」を体育館で熱唱。これが水野の初舞台となった。小学生でギターを弾くということがめずらしかったせいもあって、友達にも喝采を浴び、とくに初恋のあきこちゃんに言われた「よかったよ」の一言に、水野は感動し、喜んだ。ちなみに、この場にいた山下は、打楽器を持って友人たちとインディージョーンズのテーマを合奏した。




第22項【サンダースネイク厚木(サンダースネークフルサト)】

いきものがかりが、インディーズ時代に本拠地にしていたライブハウス。練習スタジオも併設してあり、当時のメンバーたちが足繁く通った。
インディーズ時代にはここで4回に及ぶワンマンライブを行い、初音源であるインディーズアルバム「誠に僭越ながらファーストアルバムを拵えました」はサンダースネイク制作のもと、このライブハウスのホールにてレコーディングを行った。
小田急線本厚木駅近くにあり、名前の通り、まさにサンダーでスネイクな感じの社長さんが経営している。ハードロック仕様のこのライブハウスは、店員さんの9割が長髪で、「あのぉ、ほら、サンダースネイクの髪の長いひと」と言っても、みんな長いので誰だかわからない。トイレの壁はヒョウ柄、ステージには緞帳代わりに電動シャッターが備え付けられている。この電動シャッターがついたステージは、全国あまたのライブハウスがあると言えども、おそらくここにしかないだろう。シャッターの開閉には約1分ほどかかり、その時間を考慮して第1曲目を始めないと、曲が始まってもメンバーの顔が見えないというかっこ悪い事態になりかねない。2007年のいきものがかりのみなさんこんにつあー!では、追加公演でサンダースネイク厚木にてライブが行われ、メンバー一同、感慨深いステージとなった。



第23項 【家系ラーメン(タイシボウノコンゲン)】


いきものがかりのメンバー(とくに水野)が好きなラーメンの一派。横浜駅近くの吉村家を総本山として、店名に「家」という文字をつけた分家が神奈川県内を中心として多数ある。味はとんこつ醤油のスープを基本として、多くが太麺。現在では、純粋な家系ラーメン店に限らず、そのとんこつ醤油ベースのラーメンを横浜ラーメンと総称することも多い。
インディーズ時代には練習場所でもあったサンダースネイク厚木の近くに家系ラーメンを売る店「ぴかいち」があり、練習後はそこでラーメンを食べることがメンバー(とくに水野)の楽しみだった。先日、ツアーの追加公演でサンダースネイクを訪れた際、その「ぴかいち」が閉店したことを知ったメンバー(とくに水野)の落胆振りはかなりのものだった。
by ikimonogakari2 | 2007-12-01 01:26
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