いきものがかり辞典~イキペディア~
第15項 【山下の衣装(ホッチノイショウ)】
通常、全国放送の音楽番組など、注目度の大きいプロモーション現場や、CDジャケットなどの重要な撮影などにおいては、メンバーの衣装についてはプロのスタイリストの方にお願いすることが多い。しかし、一方で山下だけに関しては、持ち前の独特のファッションセンスが認められ、かなり多くの場面で自分自身で衣装を調達してくる。
第16項 【敵意(ホッチヘノテキイ)】
高校に入学したての頃の水野と山下は、同じ中学出身で実家も近所であったこと、さらには部活が盛んな高校だったにも関わらずふたりともどこにも所属していなかったことから、それまでの小中学校時代の疎遠(第1項を参照のこと)から急接近を果たし、一時期、一緒にふたりで学校から帰るようなことまであった。両人いわく「この時期は、出会ってから約20年間のなかで、唯一ふたりが“友達”だった時期」。
この頃、仲良くなったら出てくる定番の会話ネタである“恋愛”についての話題が、ある日の帰り道で昇ったとき、山下がある衝撃の一言を発した。
水野「…って言っても、山下くん(当時はそう呼んでいた)はモテるんじゃないの??」
山下「いや、そんなことないよ。みずやん(当時はそう呼んでいた)のほうがモテるんじゃない」
水野「うそだぁ。だってまだ俺彼女とかできたことないし。」
山下「俺もだよ。」
水野「え~、でも告白されたこととかあるんじゃない??」
次の一言である。
山下「いや、あるけど、でも10回ぐらいしかないよ。」
水野はそのとき、”敵意“という感情の本当の意味を知った。
第17項 【バックパッカー(ホッチガモテルリユウ)】
世界各地で安宿の旅をする人々のこと。メンバーの受験を機に始まった活動休止期間中に、山下はバックパッカーとして世界中を旅していた。大学1年時におもに東南アジアや南米などを中心に、すべてを合わせれば数ヶ月間に及ぶ長期間、日本を離れていた。実際に訪れたのは中国、タイやカンボジア、ニカラグアにホンジュラスなど、多くに渡る。当時は一度旅に出かけると1、2か月の間、連絡がとれなくなり、突然海外から消息を知らせる英文のメール(日本語が海外のPCで入力できないため)が水野のもとに送られてくるということが常であった。
第18項 【身長】
吉岡の身長は165cm、水野の身長は168cm、山下の身長は174cmである。
吉岡は童顔なせいもあってか、テレビや雑誌で見る限りでは身長が低いと思われがちだが、実際は女性としては十分に高いと言える身長である。ヒールのある靴などを履くと、ほとんど水野と変わらなくなるため、水野もかなり低いのではと思われがちである。
第19項 【呼び名】
メンバーがそれぞれを呼び合う際は、ばらばらの呼び方をする。
a)吉岡を呼ぶとき
水野「きよえ」(基本的には水野も山下もこの呼び方である)
山下「きよえ」
「きよえさん」(おもに、なにか注意をして吉岡をたしなめるときに使う)
吉岡の父「きーこ」「おい、ミュージシャン」
b)水野を呼ぶとき
吉岡「よっちゃん」
「みぞくん」(高校生時代はこう呼んでいた。“水野くん”が早口になり、ほとんど“みぞくん”になった)
山下「よしき」
「よしきさん」「みずのさん」(おもに、なにか注意をして水野をたしなめるときに使う)
吉岡の父「みずのくーん」(たいがい肩に手を置きながら低い声で)
c)山下を呼ぶとき
吉岡「やまちゃん」(こんなふうに山下を呼ぶのは地元では吉岡だけである)
「やまなみさん」(大河ドラマの新撰組!を見ていたら登場人物に“やまなみさん(山南敬介)”)という人物がいて、それがうつってしまったもの)
「やんまー」(やんまーまーぼー天気予報の影響)
水野「ほたか」(下の名前で山下を呼ぶのは家族以外で水野がはじめて)
「ほっちくん」(おもに、山下になにかお願い事をするときに用いる)
山下家の人々「ほっち」(地元ではこの呼び名が定着しており、親戚内はもとより、家族内でも山下は“ほっち”と呼ばれることのほうが多い)