「うるわしきひと/青春のとびら」
初の両A面シングルだね。リリースされました。
もうCDを手にしてくれた皆さん、昨日わざわざ雨にも関わらずラクーアに集まってくれた皆さん、ありがとう。
リリース日にライブができるってのはいいね。
受け取ってくれる人を目の前に、曲を届けられるってのはやっぱ違います。
当たり前のことなんだけど、それを改めて実感。
そうそう。
”うるわしき”っていう言葉の意味はね。
整っている美しさ、端正な美しさ、行儀の良い美しさ、みたいのものを表す言葉なのです。
俺も、この曲の原型を作った高校時代に辞書で調べて知った言葉なんだけどね(笑)
なんとなく「うるわしき」っていう言葉の持つみずみずしい感じであったり、清潔な感じであったりっていうのが気に入ってね、歌詞で使ってみたのだけど、最初は意味がわからなくて(笑)
辞書で調べたら、これはおもしろいと。
理屈っぽくて、真面目で、シャイな彼氏に、ヤキモキしつつも、でも大好き。
俺は男なので、女性の気持ちは究極的にはわかんないんだよね。
わかってたらもうちっとモテてるはずなんだけど(笑)
だから、曲の中の物語では男性を際立たせる。
男性のキャラクターを借りないと、女性の気持ちを表現できないのかもしんない。
うん。女性の歌詞ってのはむずかしいな。
でも、だからこそおもしろい。
女の子とかに「この曲は自分のことを歌っていると思った」って言ってもらえるのが、本当にうれしいんだよね。
つくった曲が誰かのためになっているって感じが実感できて。
皆さんが持つ、それぞれの”物語”に作った曲たちがつながっていけば、それ以上の喜びはないね。それが”ポップ”なんだと思う。