紅白歌合戦。
今から10年前。
中学校3年生の水野少年。
友達に「おれは紅白にでる!」と、宣言していました。
もちろん、ほとんどのひとは相手にしなかったけど。
あるひとりの友達がなぜか信じてくれて。
それ以来、毎年年末になると「今年は出られなかったけど、来年の紅白に出るから」とその友達に連絡するのが常になっていました。
何回もその連絡を繰り返しているうちに、いつの間にか僕は音楽を仕事にし、雲をつかむような”大宣言”が少しずつ現実味を帯びてきました。
「不思議なんだけど、あぁ、そうなんだ、この人紅白に出るんだぁ…って普通に思っちゃったんだよね、なんでだろうね」
10年前は、そんな感じだったそうです。
電話したら「いやぁ、なんかうれしいんだけど、さみしいなぁ(笑)」
来年は次の10年をかけないと達成できないような目標を考えて、その友達に伝えなくちゃなりません。
いやぁ、なんか人生って不思議。
いや、不思議じゃないのか。まだ、まったくもってわからんね。
素直にうれしいです、紅白出場。
支えてくれてきたひとたちも、すごい喜んでくれてるしね。むしろそれが、一番うれしいけど。
しかも男性なのに紅組で出場(笑)
なんかレアな気分(笑)
年末はみなさん、テレビの前で。
ありがとう!