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本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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アイスランド人もびっくり、5月のオーロラ!
 2025年5月3日午前12時半ごろ、素晴らしいオーロラがレイキャビクの空を飾った。暦上はアイスランドはもう夏だ。気温ではない。日照時間がやたら長くなる。
 夜中でも暗くならないこの時期、滅多にオーロラは見られないというか、よほどマメに観察していない限り絶対に気づかないような時期だ。
 我が家はマメに観察する。だってオーロラ好きなんだもん。

 そして見えたのが5月のオーロラ。航海薄明(Nautical Twilight)という薄明かりが残る夜、その薄明かりも2時間もあるかないかの状態の現在、オーロラはかなり強くないと見えない。それが見えたんだなぁ。

 タワーはハトグリムス教会。その横にスルーっと長い光が伸び始めた。オーロラだ!

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 そして少しの間バルコニーと部屋の中を往復していると、ものすごく強い光が見えてきた。それも教会からずっと長い尾を引いて我が家の屋根のところまで続いていた。

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 ちょ!これは凄過ぎないか。5月だよ、5月!
 この薄暗い航海薄明(Nautical Twilight)とやらも5月16日が最後になるようだ。それも10分くらいしかそういう暗さにならない。よほど条件が揃わないとこんなオーロラはもう見えない。いやぁ、我が家のアイスランド人も「こんな時期外れぎりぎりの時にこれほどのオーロラを見たのは初めてだ!」と結構コーフンしてた。

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 残された薄暗さはあと10日ほど。これからもオーロラが見えるか、一応観察は続けます。(小倉悠加 / Yuka Ogura)
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# by ICELANDia | 2025-05-04 02:39 | Trackback | Comments(0)
西フィヨルド名物音楽フェスAldrei fór ég suður
 前回ご紹介したように、2025年のイースター休暇は西フィヨルドへ行ってきた。目的は音楽フェスではあったけれど、天気がいいから道中の景色の方がメインだったかもしれない。

 音楽フェスは相変わらずファミリー・フレンドリー。なにせ入場無料を20年以上貫いている。このフェスはボランティアで支えられている。なにせ入場無料なので、ロゴ入りのフェスグッズを買って応援!という人が多い。我が家もそのようにしている。

 フェスは二日間で会場は一つ。ではあるけれど、イサフョルヅルを中心に近隣の街で演奏をするアーティストも結構いる。このフェスのおかげでこの時期の西フィヨルドはいい感じで盛り上がり、本当に毎年楽しそう(って今回で二回目だけど)。規模感も運営方針も、もちろん出演してくるアーティストも含めて、私はこのフェスが大好きだ。

 10組以上が出場した中で、印象に残ったのが衣装というのもナンだけど、正直そうなのです。それはウナ・トルファというシンガーが着用していた暖かそうなアップサイクルと思われるコスチューム。この衣装に興味を持ったのは私だけではなかったようで、後日新聞記事ネタとして情報が出てきた。
 何でも66ノースというアイスランドを代表する衣料ブランドに勤務する友人が、欠陥ありとのことで破棄される運命にあるニット製品をかき集め、何かできないか?と思ったのが発端だそう。
 暖かそうだし、とても可愛かった。中古品でいい感じのセーターを見つけて、自分でもできないか?と彼女を見ながらずっと考えてたくらい気に入った。

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 トリはパーティで絶対に盛り上がるFMBelfast。クリスマスに友達に送ったカセットテープが発端でデビューした彼らは、20年近く同じ曲ばかり演奏してえる(笑)。今回演奏したのは持ち歌3-4曲、カバー2曲という構成。それだけで長々と1時間引きずれるのがすっごーい。めちゃくちゃ楽しくて汗をかいた。
 久々に見たアパラット・オルガン・カルテットも懐かしかったなぁ。
 
西フィヨルド名物音楽フェスAldrei fór ég suður_c0003620_04241399.jpeg

 おまけとして、このフェスは全編がアイスランドの国営放送で放映された。最初は小さい子を前にしてあげるんだけど、小さい子は時間が経つにつれて帰宅するから、最後の頃には2日間とも最前列に押しやられていった。そんなこともあり、放送中はウォリーを探せ!ならぬ自分を探せ!やっぱりいたいた(笑)。
 下の写真はどこかわからないと思うので、緑で矢印を入れた。これが私。
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 下の写真はスポットライトが黄色い帽子の私に当たってる?!(笑)。
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 ということで、ドライブもフェスも、そして帰宅してから見た放送も楽しかったイースター休暇でした。(小倉悠加 / Yuka Ogura)
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# by ICELANDia | 2025-05-01 04:35 | News | Trackback | Comments(0)
イースター休暇は絶景の西フィヨルド・ドライブ
 今年もイースター休暇を利用して、西フィヨルドへ向かった。去年、音楽フェスがあまりにも楽しかったため、またイサフョルヅルで行われるフェスへ行こうということになった。
 ただしそれは開催3日前に決めたことで、天気が悪ければ行かないことにしていた。というのも、去年はこのフェス20周年記念ということで勇んで宿などを予約したのだが、天候が悪く道路状況も悪く、下手したら死ぬ?みたいな旅行になった。なので、道路状況や天候が悪ければイースターは自宅で過ごそうと思っていたからだ。
 幸いなことに天候はすこぶる素敵で、楽しいドライブとなり、美しい風景でたっぷりと目の保養をしてきた。

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 このスパっと上を揃えたような山々の連なりを見ると、あぁ西フィヨルドだ〜、という感じになる。

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 道中は波もそれほどではなく、フィヨルドの水面に山の姿が反射されて夢のような幻想的な情景もたくさんあった。

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  フィヨルドの奥まった部分はいつ見ても不思議な気がする。一見湖のようだけれど、先の先までずっと水面が続いていて、どこまでも続くところを見ると海なんだよなぁ、と。当たり前のおバカな感想だけど、目の当たりにするとそう思わざるを得ない。

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 誰もいないところに、不意にこんな景色が出てきた。青空だったらよかったのにと彼は言っていたけれど、私は曇り空だったからこそ、クリーミーな幻想的な世界になっていたと感じながら見ていた。

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 アイスランドは黒い砂(=溶岩)の海岸がほとんどだ。けれどここは白砂の海岸だった。限りなく透明の水がゆらゆらとしていて、聞こえるのは鳥の鳴き声だけ。何とも心に沁みた美しい光景でした。
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 久々にアイスランドらしい風景を見ることができて満足。音楽フェスのことは次回にでも。(小倉悠加 / Yuka Ogura)

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# by ICELANDia | 2025-04-23 03:58 | Trackback | Comments(0)
レイキャビクに4月半ばの大オーロラ
 驚いた〜。去年も今年も間違いなくオーロラの当たり年だと思う。秋口に素晴らしいオーロラを何度も見たこともそうだし、4月半ばも下旬近いのに、日照が長くて夜が短いのに、これだけのオーロラに出会えるとは!

 毎回書いてるけど、我が家は街中もド真ん中くらいのところにある。街のシンボルであるハトグリムス教会へは徒歩5分もかからない。そんな街中でこれ。
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 我が家のバルコニーから眺めると、頭上でキュルキュルと何度かオーロラが爆発した。踊るというより、舞い散る、であり、英語ではエクスプロージョンと言ってるので、爆発と日本語にしていいのだと思ってる。違う?
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 4月なので冬ほど寒くないし、少しの間であればジャケットがなくても外に出ていられる。もちろんそれでは寒くなるので、少し多めに着込んでバルコニーへ出た。

 アイスランドに住んで得したと思うことは、正直あまりないけれど、素晴らしい自然の風景には日本では見られないものがたくさんある。オーロラもそのひとつだ。
 アイスランドの自然を楽しめるのは夏の半年間(アイスランドの暦には冬と夏のみ)なので、冬の間はずっと日本にいて、半々の生活がしたいなぁと贅沢なことを思っている。オーロラは冬じゃないのか?と思うかもしれないが、8月下旬から見られるし、こうして4月半ば以降でも見ることができる。あえてえ冬にここに居る必要はないなぁと思うのです。(小倉悠加 / Yuka Ogura)
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# by ICELANDia | 2025-04-22 03:33 | Trackback | Comments(0)
レイキャビク近郊定点チェック
 アイスランドに帰宅するやいなや待っているのは時差ボケです。部屋もキッチンも彼がきれいにしてくれていたので、掃除やらは大丈夫。でも、時差ボケだけは自分で対処するしかない。

 すぐに休日になったので、私が昼間寝落ちしないようにと、彼が近郊の定点へ連れていってくれた。というか、彼もずっと一人だったし、道路のコンディションも冬は危ないだけなので通勤以外で運転したことはほとんどなかったという。久々のレジャー・ドライブということになる。

 向かったのはクリスヴィーク地区。大きな湖と温熱地帯がある場所だ。湖の氷はきれいに溶けていたし、周囲の山には雪もほとんど残っていない。
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 こちらが温熱地帯のセルトゥン。20年近く前に来た時、ここはボコボコと騒がしかったけれど、かなり前からあまりそういう動きが見えなくなってきている気がする。もちろん、ボコボコと湯気が出ている場所もある。

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 ここはちょっとした散歩コースになっていて、見晴らしがよく風がない日はとても気持ちよく歩ける。間欠泉はないけれど、同じ温熱地帯ということで、見た感じが少しゲイシールっぽい。

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 ここまで足を伸ばしたので、この前噴火があった場所にどの程度近づけるかが見たくて、グリンダヴィクまで行ってみた。まぁ噴火地には近づけなかったけれど、その前の前の噴火で駐車場を溶岩に奪われたブルーラグーンまで行ってみた。
 ひと風呂浴びるにはあまりにも高いため(1万5千円!)、我々は新しい駐車場がどの程度できたのかだけを見て帰ってきた。以前は「ブルーラグーンの裏手」と表現してきた部分のこういった空き地というか、露天風呂として使っていない部分を埋め立て、駐車場を拡大しているところだった。

 以前はちょっとした散歩コースだったけれど、もうその面影はない。残念ではあるけれど、事態が事態だけに仕方がない。というか、ブルーラグーンも地熱発電所も、防護壁に守られて溶岩の被害を受けなくて本当によかった。
 被害が駐車場程度だったのは幸いだった。
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 という感じでまたレイキャビクに戻ってきました!(小倉悠加 / Yuka Ogura)
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# by ICELANDia | 2025-04-09 03:13 | Trackback | Comments(0)
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