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ウルクハート社長:五輪計時、オメガの歴史、展望について熱く語る

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オリンピックのオフィシャルタイムキーピングにおいて80年の歴史を有し、今回のロンドン五輪で25回目の公式計時を担当するスイスの時計メーカー、オメガ。今回は先のロンドン五輪現地取材の際に行ったオメガ社長、ステファン・ウルクハート氏のインタビューをお送りします。ロンドン五輪、公式計時の歴史、オメガの展望と多角的に熱く述べてくれました。
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Q:2012年のオリンピックモデルにも反映されている、オメガらしさについて教えていただけますか?
A(オメガ社長;ウルクハート氏 以下同):モデル自体がオメガらしさですが、じつはあまり沢山のオリンピック限定モデルをつくりたくありません。混乱しますから。そもそも限定モデルですから、十分な数は生産していませんが。
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ちなみにきょう、私が着けているのは特別な時計です。1948年に作られた最初のシーマスターモデルの復刻版です(既に完売しています)。

1948年といえば、前回のロンドンオリンピックの年でもあります。ですから、1948年生まれのシーマスターモデルを元(同じケース、デザインなど)に、今回のこのロンドンオリンピックのモデルとして作りました、そしてケースバックにロゴをつけました。ロンドンの特別モデルとしての。

ちなみに、北京五輪の限定時計のモデルは、1952年のヘルシンキモデルを元にされたものです。

きょう着けている、このモデルはとてもシンプルです。そしてとても美しい。「1948年にデザインされたものです」と言ってもだれも信じてくれませんよ。とても新しいデザインの時計に見えませんか?
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Q:タイムキーパーとしての技術は、一般のオメガ時計にどのように影響を及ぼしていますか?
A:その両者は全然違うモノです。異なるテクノロジーです。
1932年、展覧会でご覧になると思いますが、我々がタイムキーピングのために作った、ストップウォッチ。これはお店で買える時計と同じテクノロジーです。
1948年の戦後からは、テクノロジーが変わりました。それはエレクトロニック・エラ(電子時代)の幕開けでもありました。
次々に新しいテクノロジーが導入されたのです。
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ですから、一番最初のタイムキーピングでは一般のオメガウォッチと関係がありましたが、現在では、両者はまったく違うものです。
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Q:両者はお互いに影響を及ぼし合ってきたと思っていましたが。
A:全然違うものです。現在のお客様は、職人の技や美しいデザインに関心があるんですよ。そして長年使えるかどうかに。
例えば、店頭に並ぶ時計を100m走の計測に使う事はできません。ちがうテクノロジーです。技術が進んでいるかそうでないかの問題ではなく、“違う”ということです。

40年前クオーツ革命がおこった時、だれもが、すべての消費者はクオーツの正確さを求めるだろうと思いましたが、それは間違いでした。そうではなくて、消費者が求めるのは、美であり、歴史であり、感情であり、伝統なのです。

両者は全く違うテクノロジーとはいっても、共通点もあります。それは、両者ともに美しい職人の仕事の跡が見られる点です。
オメガとしての自信と誇りは両者に息づいています。哲学と情熱は共通しています。

Q:80年間、オフィシャルタイムキーパーを務められてのメリットと、もしもあればデメリットを教えてください。
A:良い事は、2年ごとに、私と私のチームは違う国に旅行できるということですね(笑)。どんなブランドでもオリンピックとの契約は喉から手が出るほど欲しいでしょう。そういう意味で、素晴らしい機会です。
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IOCとは素晴らしい関係を築いています。われわれはスポンサーではありません。私たちは、私たちののサービスをIOCに売っているんです。莫大な金額で買ってもらっています。そのお返しとして、われわれは、時計を作るために、マーケティング権利を彼らから買って、世界的なマーケティングを行っています。ウィン・ウィンの関係というわけです。
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もちろん、この関係維持には多額の維持金がかかります。常に先行投資をしていくわけです。この素晴らしい関係のために、オメガのロゴが優先的にオリンピックのTVスポットなどに現れるわけです。これは他のブランドがいくらお金を積んでもできないことです。素晴らしい宣伝になりますよ。

Q:2年ごとのプロジェクトとしてはかなり責任重大です。実行の秘訣は?
A:わたしが実行するわけではありません。それは冗談で、タイムキーピングだけを担当している専属のチームがいるんです。

オリンピックが最大で最も権威がありますが、他のスポーツ競技のタイムキーピングも行っていますから。
オリンピックが一番、宣伝効果が高いともいえます。確かに責任重大ですが、自信を持って業務を遂行しています。
スタッフの人選には気を配っていますし、常にサービスそのものを向上しようと努力しています。

もし仮に問題が起きたとしても、それをカバーできるだけの十分なバックアッププランはいつも用意していますよ。

Q:2012のロンドン五輪で、オメガの実質的な利益は何だと思いますか?
A:ビジネスとしては以前とかわりません、トリノ、バンクーバー、北京の時と一緒です。ただ、ロンドンのマーク、UKの国としてのブランドはとても強いのでマーケティングに役立つことでしょう。

オリンピックの特徴は、それは2年ごとに違う国で開かれるということで、その開催地ごとにメッセージが違うんですよ。タイムキーピングの仕事は同じですよ、でもメッセージが違います。今回は大きなTVキャンペーンがあるから素晴らしい! ※ローリングストーンズの「スタート・ミー・アップ」をフューチャーしたTVCM。

Q:ロンドンのイメージは?
A:イメージ? 寒いです。
※2012年5月初旬のロンドン五輪スタジアムにて。

Q:オリンピックスタジアムは?
A:これまでにもう何回も来ました。何にも建っていない時から来ているんです。素晴らしいスタジアムですね。競技はここだけでなく、ウィンブルドンなど、ロンドンの各地で開催されますよね。素晴らしい会場が沢山ある、ロンドンは特別な場所です。

Q:ウルクハート社長は何かスポーツをされますか?
A:少しゴルフを。そしてスキーも。2016年のリオ・オリンピックでゴルフはプレイされますよ。日本の石川さん(遼)も出るのでは?(笑)

Q:オリンピックで何の競技を見るのを楽しみにしていますか?
A:100Mは見に行きます。そして水泳です、マイケル・フェルプスはオメガのアンバサダーですから。(期待感を込めて)北京の時ほど活躍できるかな? わかりませんが。あと、セイリング(ヨット)です。時間があれば見に行きたいです。

Q:将来、商品開発の上で、どのような分野に関心を持っていますか?宇宙旅行用の時計とか。
A:一番大切なことは、ブランド名“オメガ”です。1894年、会社は違う名前でしたが、その当時に(オメガ)をブランドの名前にしたのです。トレードマークは1904年に導入されました。

オメガは歴史上、常に、時計の内部に情熱を傾けてきました、その結果が卓越した性能に現れているのです。
オメガの時計の内部(動き)が大切です。デザインも大切ですが、内部(動き)はほかでは真似はできませんから。クオーツの導入など、色々な事がありましたが、今の段階で言えることは、我々が一番大切にしているのは、“オメガ”というブランドの価値です。

今年も盛りだくさんですよ。オリンピックのほかにジェームズボンド(映画)の公開、ブルーオーシャン(映画の公開)、そして、ORBISとのコラボレーション、ORBISの視察で、2週間前はベトナムに居ました。ORBISは子ども達の目の手術をする素晴らしい団体です。これらすべてがオメガのコアメッセージです。

Q:今回のオリンピックのアスリートがアンバサダーになる予定はありますか?
A:いえ、特にありません。TVコマーシャルで少しアスリートを起用するくらいです。

Q:五輪開催前までに、新しい時計の発表はありますか?
A:いいえ、五輪関係のものはありません。今年は沢山の新作モデルが出ています。五輪関係のニューモデルを量産したくはなにのです。1年前にロンドン五輪モデルを出しました。それでいいのです。
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Q:時計の収集はされますか?
A:それほどしません。時計と関わり過ぎていますから(笑)。確かに好みはありますが、お気に入りを選ぶのは難しいです。ヴィンテージは好きですね。
by ism-watch | 2012-06-13 16:59 | OMEGA

潮田玲子選手、入江陵介選手,駐日イギリス大使、ディビッド・ウォレン閣下らも出席

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2012年オリンピック・ロンドン大会にて、オメガは公式計時を担当することをこのほど、東京・銀座のニコラス・G・ハイエックセンターにて発表。この模様を取材してきました。
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この発表とともに、ロンドン大会での日本代表選手団の活躍を祈り、日本代表内定選手壮行会を開催しました。

この会には、公益財団法人 日本オリンピック委員会 ロンドンオリンピック日本代表選手団団長 上村春樹氏、およびロンドン大会出場内定日本代表選手の入江陵介選手(水泳/競泳)、池田信太郎選手(バドミントン)、潮田玲子選手(バドミントン)、三宅宏実選手(ウェイトリフティング)が出席し、選手には、スウォッチ グループ ジャパン 株式会社 代表取締役兼オメガ事業本部長のクリストフ・サビオ氏より、オリンピック・タイムレスコレクションが贈呈されました。

入江選手が「ゴールタッチしたときに、自分の名前の横にできるだけ小さな数字が表示されているようにがんばります」とコメントした他、各選手がそれぞれロンドン大会への豊富を語りました。
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この会見には、約80名のメディア(TV、新聞、WEB、雑誌、ラジオ)が来場。テレビで見た方も多いのではないでしょうか。

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写真左からロンドンオリンピック日本代表選手団団長 上村春樹氏、
池田信太郎選手、潮田玲子選手、入江陵介選手、三宅宏実選手、
スウォッチ グループ ジャパン株式会社代表取締役社長クリストフ・サビオ氏


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入江選手は、会場と同ビル内の、オメガブティック銀座を訪問し、ポスター、ウォッチボックスにサインをしました。
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また、夜からは、イギリスをテーマにしたレセプションが行われ、駐日イギリス大使、ディビッド・ウォレン閣下も訪れて挨拶。モデルの倉本康子さん、フランソワ・モレシャンさんら著名人も駆けつけました。



【オメガとオリンピック】
オメガがオリンピックの計時を担当するのは、このロンドン大会で25回目となります。さらにこの先の、2014年ソチ大会 、2016年ブラジル大会、2018年ピョンチャン大会、そして2020年までのオリンピック公式計時も、すべてオメガで決定しています。
オメガとオリンピックの関わりは、1932年のロサンゼルス大会で全ての競技の計時を担当したことにさかのぼります。ひとつの時計ブランドに公式計時が任されたのもこの大会が初めてのことでした。以来、オメガは栄誉あるオリンピック公式計時に最も多く認定されている時計ブランドです。



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レセプション会場にて
(左)フランソワーズ・モレシャンさん
(右)スウォッチ グループ ジャパン(株)代表取締役社長クリストフ・サビオ氏

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入江陵介選手 オメガブティック銀座にて

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選手贈呈モデル
オメガ オリンピック・タイムレス コレクション


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モデルの倉本 康子さん
レセプション会場にて


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(左)駐日英国大使ディビッド・ウォレン氏
(右)スウォッチ グループ ジャパン(株)代表取締役社長クリストフ・サビオ氏

(C)Hiroshi ENDO
by ism-watch | 2012-06-06 22:34 | OMEGA

ロンドンにおけるオメガのブランドアンバサダー


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--------ロンドンで夢を追う7人のトップアスリートたち------------

ロンドン五輪競技場の現地リポートからスタートした当企画。競技場の様子やオメガにおける五輪計時の歴史などを追ってきました。

そして今回は、ロンドン五輪で活躍するオメガのブランドアンバサダーたちについて。今年ロンドンで開催される第30回オリンピック競技大会では、信じられないほどの才能に恵まれたアスリートたちに、全世界から注目が集まります。オメガは今季五輪においても、7人をアンバサダーに迎えています。すでにオリンピックの伝説となっている選手もいれば、その仲間入りを狙う選手もいます。
それではご紹介します。


・水泳競技

オメガのアンバサダーを務める水泳選手のうち2人は、これまでに合わせて27個という驚くべき数のオリンピックメダルを獲得しています。若くしてチャンピオンの座に君臨するこの競泳選手と飛込み選手は、2012年にもプールという舞台でオリンピックを戦います。
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・マイケル・フェルプス
オメガアンバサダーの代表と言えば、マイケル・フェルプスです。絶大な人気を誇り、素晴らしい成績を残してきた彼は、2004年からブランドの価値観を象徴する顔となっています。

彼は2008年北京オリンピックで世界記録7つとオリンピック記録1つを打ち立て、最終的に8つの金メダルを獲得、その4年前のアテネでは金メダル6つと銅メダル2つを獲得と、彼がオリンピックで獲得したメダルは合計で金メダル16つと銅メダル2つという驚異的な数にのぼっており、この事実がそのことを雄弁に物語っています。
「一番よかったのは、今は皆が水泳を見るようになったということだと思います。世間の人たちは私たちの名前を知り、声援を送ってくれます」。北京での成績が競技にどのような変化をもたらしたかとの質問に対してこう答えたマイケルは、さらに次のように続けています。「幼い子供たちがスポーツをしながら成長する姿を見るのはどんなときも楽しいものです。彼らは私たちが経験するあらゆることを経験し、さらにそれ以上の経験を得ることになります。これが5年後あるいは10年後に彼らにとってどのような意味を持つのかと考えることができるのは、何というか、素晴らしいことではないでしょうか」

マイケル・フェルプスほどの成功を収めた選手には、寄せられる期待も計り知れません。2012年ロンドンオリンピックで彼はその期待に応えることができるのか? 誰もがそうであると信じています。





・ナタリー・コーグリン
史上最強の競泳選手の1人に数えられるナタリー・コーグリンは、2008年北京オリンピックでの成績によって、その遺産を一段と大きなものにすることになりました。彼女は米国人女性アスリートとしてオリンピック史上初めて1大会で6つのメダルを獲得し、100メートル背泳ぎでは2大会連続で優勝を果たした史上初の女性アスリートとなりました。彼女は現在、様々な大会で世界記録、米国記録、全米オープン記録を保持しており、オリンピックでは合計で11個ものメダルを獲得しています。

ナタリーは北京での自身の成績を振り返り、「オリンピックで最も印象に残っているのは、6種目で入賞し、6つのメダルを獲得できたということです。大変誇らしく思っています。少し野心的すぎるスケジュールになっていたために参加には多少の不安がありましたが、うまくこなすことができ非常に満足しています。また、ご存じのように、100メートル背泳ぎは特に満足のいくものとなりました」と述べています。

ロンドンで再びオリンピックの舞台に立つことを心待ちにしているというナタリーは、オリンピック開幕直前の精神状態を「一言では表現しようのない気持ちです。不安と興奮、緊張が入り混じった状態です」と振り返り、「いつも、スタート、ターン、フィニッシュといった競技で集中すべき点をいくつか選び、それらがうまくいく様子を何度も繰り返しイメージします。そして、泳ぐ直前に集中したい点を思い出し、あとは全て自然に任せます」と述べています。




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・チャド・ル・クロス
南アフリカ出身の話題の水泳選手、チャド・ル・クロス(20)がオメガのブランドアンバサダーに仲間入りします。チャドは2010年にシンガポールで開催された第1回ユースオリンピック競技会で5個のメダルを獲得し、オメガに強烈な印象を与えました。また、同年のコモンウェルスゲームズ(英連邦競技会)では、200メートルバタフライと400メートル個人メドレーの両方で大会記録を打ち立て、金メダルを獲得。さらに、2010年のFINAショートコース世界選手権では200メートルバタフライで金メダルを獲得しています。

チャドは、オリンピック初出場を前に胸を躍らせ、次のように述べています。「2009年に17歳の誕生日を迎え、ローマで行われた世界選手権の出場資格を得ました。そして、400メートル個人メドレーを4分16秒で泳いだその日から、オリンピック出場を信じてきました。自信はあります。しかし、オリンピックは私の人生で最大の大会になるでしょう。一つひとつのレースに集中したいと思います」





・邱波
競泳陣よりもさらにドラマチックにプールに登場するのが、オメガのアンバサダーを務める飛込み選手、邱波でしょう。中国は四川省出身の19歳が見せる10メートルの飛込み台からのパフォーマンスは世界でもトップレベルです。彼は2010年にシンガポールで開催された第1回ユースオリンピック競技会でも3メートルと10メートルの両種目で金メダルを獲得しましたが、彼が世界の頂点に立ったのは、2011年FINA世界選手権でのことです。同大会で審査員25人から10点満点の評価を得た彼は、同年行われた世界水泳選手権でも金メダルを2つ獲得しています。彼がFINAの男子飛込み年間最優秀選手に選ばれているのも当然でしょう。








・陸上競技

陸上では、世界最速と謳われるスプリンターや棒高跳びに対する認識を覆してきた棒高跳び選手、地元英国のファンのみならずオリンピックで最も難易度が高い種目の1つに数えられる競技で戦うその姿を目にした全ての人々から人気を得るであろう七種競技選手などがオメガのアンバサダーに名前を連ねています。
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・ジェシカ・エニス
26歳の英国人スター選手ジェシカ・エニスは、七種競技で世界選手権と欧州選手権を制し、世界室内陸上選手権では五種競技で優勝を果たしており、同世代では最も勢いのあるアスリートの1人です。

怪我のために2008年の北京オリンピック出場を断念したジェシカは、何年も前からオリンピックに向けて調整を行い、ロンドン大会を心待ちにしています。彼女は、「私は生活の全てをオリンピックで戦うための準備にあててきました。年を追うごとに来る選手権に向けた準備は進みますが、このようなレベルで戦いたいと願うのはどの選手も同じです。ですから、それが長期的なゴールであることに変わりはありません。そして、それが母国でのオリンピックとなれば、信じがたいほど特別なことなのです」と述べています。

また、トップレベルの大会を前にした気持ちについて聞かれた彼女は、「オリンピックの前には、緊張とアドレナリンと興奮が押し寄せるのだろうと思います。それが常であるということは、これまでに出場した大きな大会での経験からわかっています。これが練習してきたこと全てを実践する一度きりの場であり、数年間懸命に取り組んできたのは全てこのためで、全てがそのほんのわずかな時間で決まってしまうのですから、戦う前には奇妙な感覚を覚えます」と答えています。





・ジェン・サー
ジェン・サーは、女子棒高跳びで世界ランク1位の選手です。彼女が手にしてきた栄冠の数々は驚くほどですが、記録やメダルは毎年増え続けています。ジェンは、この2年間で3つの世界最高記録を打ち立てました。米国人である彼女は、2006年から世界ランク1位に君臨しており、全米選手権では合計で10度の優勝を誇り、屋内と屋外の両方で女子棒高跳びの米国記録を保持しています。2008年にはオリンピックの国内予選で4.92メートル(16フィート2インチ)という米国記録を打ち立てて優勝し、2008年北京オリンピックでは銀メダルを獲得しました。『Track & Field News』は彼女を2008年最優秀米国人女性アスリートに選びました。

ジェンは、2011年2月27日に2011年全米室内陸上競技選手権で4.86m(15フィート11インチ)を跳んで再び屋内の国内記録を塗り替え、通算10冠目のタイトルを獲得しました。ロンドンとチューリッヒで行われたダイヤモンドリーグでも優勝を果たし、チューリッヒ大会に至っては決勝戦で4人の世界チャンピオンを下しています。

ジェンは、ボストン室内グランプリで4.88メートルという女性選手としては史上2番目となる跳躍で米国記録を更新して2012年のスタート切っており、2012年ロンドンオリンピックに向けた準備が整っていることは明らかです。
オリンピックと他の大会との違いを聞かれたジェンは、次のように答えています。「オリンピックは他の大会とは全く違います。世界の何十億人という人々がテレビの前で観戦するのです。自国を代表するということは国の威信がかかっているということであり、それがオリンピックと他の大会との違いです」
また、跳躍の前に何を考えているのかということについては、「競技が始まる前には気持ちが高揚しているため、意識を完全に集中することが必要です。頭は何が問題かを理解し、身体はプレッシャーを感じているのです。こうなったときには、自分自身を引っ込め、気持ちを練習のときの状態に戻すことが重要になります。棒高跳びで技術と競技の求めるものを発揮するには、邪念を払い、リラックスすることが必要なのです」と述べています。






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・タイソン・ゲイ
世界で最も話題のアスリートの1人に数えられるタイソン・ゲイは、2007年に3つのワールドチャンピオンを獲得し、陸上の世界では傑出した存在となりました。2008年北京オリンピック前には、タイソンの一挙手一投足が世界のスポーツメディアと陸上ファンの注目を集めました。彼が100メートル予選で、追い風の中、9.68秒という同種目で史上最速の記録をマークしたためです。

そのため、彼が200メートル予選で大きな怪我を負い、その戦いの行く手が阻まれたときの失望感は、特に大変なものでした。しかし、人気とカリスマ性を備えたこのスプリンターは、彼が出会った人々とスタジアムのあるいは世界中のファンからの温かい反応を振り返り、北京での経験を「人生で最高のとき」だったと述べています。

楽観的な姿勢と心構えがあったからこそ、タイソン・ゲイは「最高のとき」がこの先にも待ち受けているとの確固たる信念と熱い思いを持って再びトラックに立つことができたのです。

オリンピックで戦うこととそれ以外の大きなスポーツ大会で戦うことはどう違うかとの問いに対し、タイソンはこう答えています。「オリンピックは特別です。なぜなら、オリンピックは長い歴史を経て世界最大のスポーツの祭典へと発展してきたからです。夏季競技の選手にとっては4年に1度しかない舞台であるため、興奮と関心も高まります。オリンピックスタジアムに入場するときの高揚は、何にも勝るものです」

オリンピックで要求されるレベルは精神的にも身体的にも尋常ではないと彼は言います。「メンタルについては、前回のオリンピックでは非常に集中力が高まっていました。異常なほど神経質になり、また思考を停止することができなかったために前日はなかなか眠れませんでした。私はそれ以来、感情と大きなレースの緊張感をコントロールする方法を学んできました。ですから、レースの前ではなく、レース自体に全てのエネルギーを注ぎます」
by ism-watch | 2012-05-29 19:05 | OMEGA

トラファルガー広場などにオメガ・カウントダウンクロック

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ロンドン五輪のオメガ・カウントダウンクロックは、トラファルガー広場に設置されています。

2011年3月14日、ロンドンオリンピック・パラリンピック組織委員会(LOCOG)と2012年ロンドンオリンピックの公式タイムキーパーを務めるオメガは、トラファルガー広場でカウントダウンクロックの除幕式を行いました。

カウントダウンクロックのデザインは、同大会にちなんだもの。カウントダウンクロックに走る光線は、ロンドンの町と時間の基点であるグリニッジ子午線とロンドンとの関係をイメージ。
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トラファルガー広場をカウントダウンクロックの設置場所に選んだのは、トラファルガー広場が、ロンドン内外から毎年何百万人もの人が訪れるロンドン屈指の名所であり、ロンドンを象徴する場所であるためです。ロンドンがオリンピックの開催地に選ばれた際に祝賀イベントの中心地となったトラファルガー広場が、2012年ロンドンオリンピックに向けた準備においても重要な役割を果たすことになります。

カウントダウンクロックは、プレストンに拠点を置くある企業が製造する鋼鉄で作られており、高さは6.5メートルで幅5メートル、重さは約4トン。組み立ては、同広場で10人がかりで2日間かけて行われました。照明デザインは英国企業が担当しました。

LOCOGのセブ・コー委員長は、次のように述べました。「オメガのカウントダウンクロックのお披露目は、オリンピックに向けたひとつの重要な節目となっており、オリンピック・ムーブメントの伝統とも言えるものです。トラファルガー広場を訪れた誰もが、2012年ロンドンオリンピックの開幕に向けたカウントダウンが本格的に始まったこと、地球最大のショーが間もなくわが国で開催されることを日々絶え間なく実感することになるのです。

アスリートの競技人生は、計時によって決まります。節目となるこの瞬間が、2012年に最高の舞台で戦えるよう、彼らの士気を高めるきっかけとなることを願っています。オリンピック出場を目指すアスリートたちは、その目標に向けた準備の最終段階にあり、オリンピック出場の夢が現実へと近づくこれからの500日間は、彼らにとって非常に重要な期間なのです」

一方、オメガのステファン・ウルクハート社長は、ロンドンの地で64年ぶりにオリンピックの計時を務めることを心待ちにしていると前置きし。「オリンピックが前回この地で開催された1948年には、オメガは全競技全種目の計時を担当しました。光電管、オメガの全自動計時システム、オリンピック史上初の写真判定カメラを採用した同大会は、計時技術の歴史に残る記念すべき大会となりました。そして、現在の私たちがそうであるように、当時もオメガは国際オリンピック委員会と世界の偉大なアスリートたちのお役に立てることを誇りとしていました」と述べました。

また、ロンドンのボリス・ジョンソン市長は、「ロンドンのまさに中心であるこの地で、今この瞬間にカウントダウンが始まります。記憶に残る最高の大会に向けて準備が整い、興奮がトラファルガー広場から偉大なるこの都市の隅々にまで広がるのです。500日後、聖火台が炎を上げて世界最大のスポーツの祭典の幕開けを告げ、2012年ロンドンオリンピックがその輝かしい遺産を明らかにすると、ロンドンは熱狂的な雰囲気に包まれるはずです」との言葉を寄せました。

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オメガのもう一つの公式カウントダウンクロックは、オリンピック開幕まで「あと1年」に合わせ、2011年7月27日にグリニッジにてそのベールを脱ぎました。本初子午線のまさにその上に設置されたカウントダウンクロックが、興奮の幕開けまでの毎秒、毎分、毎時そして毎日を刻みます。
by ism-watch | 2012-05-16 17:04 | OMEGA

松田朗
フリージャーナリスト
プロフィール
プレミアム腕時計の新製品情報。名作や限定モノなども紹介します。
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