
高級自動車と同じように、ラグジュアリーウォッチを買うための選択肢はいくつかあります。大きなところは正規輸入品か並行輸入品か? とか。
時計に関しては、きちんとした正規アフターメンテナンスが受けられるといったことのほかにも、正規時計店で買うメリットを見出すことができます。
それは高級メーカーのトップら重鎮が来日して駆けつけるような、正規時計店独自のフェアーやパーティなどに参加できるチャンスが得られるなど……。
写真は高級時計ブランド「ドゥラクール」の代表でありデザイナーのピエール・クックジャン氏が、高松にある正規時計店「アイアイイスズ」を表敬訪問したところです。
溺愛ウォッチを手掛ける、ブランドCEOと、あなたがもしも遭遇するチャンスがあったら、どのような「思い」を伝えたいと思いますか?
ボーム&メルシェの

スイスCEOである
ミッシェル氏と、
日本CEOの馬場氏
も参加した
パーティーが先ごろ、
国内最大規模を誇る
高松の正規時計店
「アイアイイスズ」で
催されました。
テーマは、「ビジネス・クラス」。



若いエグゼクティブへの、更なる浸透を目指すボームらしい内容で、2004国際料理オリンピックで3部門において銀メダル獲得したシェフを招き、そのときの出品料理を再現されたり、本格的なバーテンダーが来賓たちに腕を振るったり。
楽しく充実したひとときはあっという間に過ぎていきました。

正規時計の魅力の1つに、各ブランドのオフィシャルなイベント開催があります。
ユーザーとしてお付き合いしておくと、こうした催しに招待してもらえるようになるのです。
写真は、高松にある国内最大級の正規時計店アイアイイスズで、2006年7月に開催された3つのイベントです。


上から順に、フレンチレストランに選ばれた顧客を招待して催された「ブレゲ・エキジビション」。写真は、そのときに注目を浴びた特製のブレゲ・ケーキ。
次は2日間にわたった「PANERAI新作コレクション」。初日の7月15日には、同店に設置されたプロ用キッチンでシェフが腕を振るったイタリアン・ランチがサービスされました。新作の話題の中心はやはり、パネライ『1950・8Day's』と『ラジオミール1/8Second・クロノグラフ』。


ラストは2006年の世界時計高級博「SIHH」でお披露目されたIWC『パイロット・ウォッチ』の発表会とIWCが製作した短編映画の試写会です。

2006年春の「WPHH」での出来事。高松にある正規時計販売店「アイアイイスズ」の福島有二専務取締役と、ブランドの顔であるカリスマ時計師フランク・ミュラー氏が偶然、約2年ぶりとなる遭遇(上の写真)を果たしました。
これがなぜニュースかといいますと、フランク・ミュラー氏は2004年、経営陣との行き違いからウォッチランドを去っています。

2005年に和解するまで、我々プレスも気を揉んでいたわけです。2005年のWPHHでもお目にかかれませんでしたし。
そんなわけでウォッチランドでフランク氏の元気な姿を見かけたときは、感無量でした。「アイデアがたくさんあり、次々とかたちにしていくから楽しみに!」と話したフランク氏の言葉が印象的でした。

アイアイイスズで2006年6月10日(土)、11日(日)の両日、「銀河鉄道999」、「キャプテンハーロック」、「宇宙戦艦ヤマト」でおなじみの漫画家の松本零士氏を招いたクロノグラフ展が開催されました。
会場となったのは同店2階にある、リニューアルされたばかりのエントランス。
松本氏が「人類はやがて月や火星にも住むことになると思います。やがてこの時計を着けた人が火星から地球を見て、生まれ故郷である地球に思いを馳せてくれるように」という願いを込めてデザインした、オメガ『スピードマスター・プロフェッショナルfrom the moon to mars』。
この時計について「宇宙飛行士の毛利さんが、私のセイコー300mダイバー、スピードマスター“999”を宇宙に持って行ってくれましたが、先のエンデバーによるミッションで、今度は宇宙飛行士の野口さんが、このムーントゥマーズを携行してくれたんです」などとうれしそうに語りました。
メーテルといった松本氏が生んだヒロインらのペナントなどと共に、『スピードマスター・プロフェッショナルfrom the moon to mars』に付属する、松本氏のサイン入りメッセージカードの大判がイーゼルに架けられて展示。松本氏の愛用品であるスピードマスターともども注目を集めていました。
両日共に、会場に詰めかけた多くの松本ファン、時計ファンたちの胸に、深く浸透する素晴らしいトークショーとなりました。
松本零士氏 時計私感

自らデザインを手掛けたオメガ『スピードマスター・プロフェッショナルfrom the moon to mars』をはじめ、松本氏がセレクトする現行クロノグラフBEST20が発表されます。
なお6/10(土)は同店の顧客を対象に、松本氏のトークライヴも行われる予定(詳報は同店まで)。

25歳のときに手巻き機械式のクロノグラフと出会い、その時計が、漫画家として生きていく上で、いかに巨大な糧となったかなどが、ご本人の口から発せられます。
若いころに、喉から手が出るほど欲しかったオメガ・スピードマスターを後年になって、「質屋の中古品でしたが、購入できたときは絶世の美女と親しくなったようで感激しました」という松本氏。手巻き式のロレックス・デイトナも持っていますが、ブームの前に6万5000円ほどで入手し、気負うことなく雨の日用として使っています。
全世界にファンを持つほど成功した現在でも、若く名もないころに身銭を切って手に入れたクロノグラフを、体の一部のようにして愛用しているのです。
そんな松本氏が、高松の地で時計に対する熱い思いを存分に語ります。

国内最大規模を誇るアイアイイスズで6月10日(土)、11日(日)の両日、クロノグラフ愛好家としても知られる漫画家の松本零士氏を招くスペシャル・イベントが開催されます。松本氏がデザインを手掛け、なおかつ愛用するオメガ『スピードマスター・プロフェッショナルfrom the moon to mars』や、ブライトリングの現行モデルなどが含まれる予定のBEST20傑の発表も行われます。詳細については現在、詰めている最中につき、決定次第、こちらでもお伝えする予定です。乞う、ご期待です!!


なお4/29土には同社のウォッチメーカーが来店して、ムーブメントの分解、組み立てを実演。ユーザーからの質問に答えるなど、ランゲ愛好家たちと濃密なひとときを過ごしました。



アイアイイスズ
香川県高松市伏石町75
℡087-864-5225
http://media.excite.co.jp/ism/watchshop/10213/
ism国内正規時計店ガイドにも登場している国内最大規模を誇る時計の一流正規リテーラー「アイアイ イスズ」は、四国の高松にあります。カルティエやランゲ&ゾーネ、ブレゲ、ロレックスをはじめ、120ものブランドを取り扱っています。
このため関東圏内に住む時計ファンたちがバスツアーを組んで来店したり、全国から多くのお客さんを集めています。
そんなアイアイ イスズがこのほど、外観を含めてリニューアルを決行。
圧巻なのは、1階に新設されたカルティエ・サロン。赤い絨毯にウッドパネルで構築されたエレガントな空間に、コンプリケーションから最新作までをゆったりと展示。

外観もきれいに塗り替えられて、2階にあるオープンスペースも様変わり。写真では右側の店舗を背に、奥に向かってオーセンティックで広々とした屋根付きの空間が出現。イベントなどの催しに対応できるようになっています。
このスペースは特別な顧客、海外からやって来るフランク・ミュラー氏や一流ブランドCEOたちのためのVIPルームと併設されています。


また昨日、2階の高級時計サロンにある、ドイツの頂上ブランド、ランゲ&ゾーネを展示する特別室「ランゲ・ルーム」が装いを新たにしました。
これまでは同店の飯間社長がセレクトしたドイツ製やアメリカ製の超高級オーディオ類が見えるように配置されていましたが、これら機材を敢えて隠してしまい、展示スペースを一層整然とし、拡大されたように思います。
私自身もアイアイ イスズは、訪れるのが楽しみなショップの1つです。
羽田から飛行機で高松までは1時間ほど。
風光明媚で歴史に彩られ、おまけに讃岐うどんの本場。女性にもよろこばれますから、遠方の方は週末などを利用して、ご家族で向かってみてはいかがでしょう。
スペシャリストである同店飯間社長、ジュエリーを統括される飯間社長夫人、時計のトータルコーディネートからイタリアンカーについてまで語ることができる福島専務らが考える、「このお店で買ってよかったと感じて頂ける店作り」を満喫してください。