ニコラス・G・ハイエック センターがオープン

高級時計店が建ち並ぶ銀座に本日2007年5月24(木)午前11時、ブレゲやブランパン、グラスヒュッテ・オリジナル、オメガ、スウォッチなどを有する世界最大の時計のコングロマリット、スウォッチグループによる直営ブティック「ニコラス・G・ハイエック センター」がグランドオープンしました。

植物の色や香りを融合させた、14階建てのこのビルの建築設計を手掛けたのは、近代建造物の天才と称賛される坂茂氏。1階エントランスにある7台のエレベーターは、ブレゲ、ブランパン、グラスヒュッテ・オリジナル、ジャケ・ドロー、レオン・アト、オメガ、スウォッチ専用となっていて、それぞれのブティックに直結しているのです。
そのエレベーター内もオーセンティックなショールームで、時計が展示されるなど、各ブランドの個性が光っています。ちなみに最新作、稀少モデルまでをフルラインナップするオメガ・ブティックは2階、一方スウォッチ専用エレベーター内には、プラスティックの宝石と形容されるスウォッチが2500点飾られていて壮観です。5階から7階はスウォッチグループ カスタマーサービス、14階のイベントスペース、シテ・ドゥ・タンからは、銀座中央通りを俯瞰することができます。

また、この建造物の名称となっているニコラス・G・ハイエック(NISOLAS G.HAYEK)とは、スウォッチグループ本社の代表取締役会長の名前。かつて日本発のクオーツウォッチの席巻によりスイス時計産業が壊滅的危機を迎えた際、往年の名ライバル同士だったオメガを中心とする企業体、ロンジンを中心とする企業体を合併して現在のグループの母体SMHを構築。さらにハイファッション性に富むスウォッチ(スイスのウォッチの意味)を誕生させ、やがてメルセデス・ベンツ社と共同で「スマート」(スウォッチ・モービル)を製作するなどの大きな功績を持つ。



なおグランドオープンの前夜に行われたパーティには、スウォッチグループ本社の代表取締役社長兼CEOであるニック・ハイエックJr.(Nick Hayek Jr.)氏をはじめ、オメガ、ラドーほか各ブランドの本社代表も出席。大相撲の朝青龍をはじめとするアスリート、俳優ら国内セレブも駆けつけて華を添えていました。
住所:東京都中央区銀座7-9-18
アクセス:東京メトロ銀座駅、A3出口から徒歩5分
Tel:03-6254-7200
http://www.swatchgroup.jp/