安心堂・大村氏によるパリ支店周辺の魅力


ism正規時計店ガイドでもおなじみの安心堂は、フランスとアメリカにも支店を展開しています。このため海外支店勤務を経て、国際感覚を身につけたスタッフも多く、現在は浜松店に勤務する大村美博マネージャーもその一人です。「パリの街並みやフランスの伝統文化が大好きで、こうしたテイストなどを現代に伝えているため、個人的に時計ブランドではブレゲが特別な存在になっています。海外勤務の機会を与えてもらった弊社社長に感謝しています」と述べる大村氏は、現地に知人も多く、頻繁に行き来もあるため、パリの時計・宝飾品をはじめ、アンティークマーケットやインテリア、ファッション事情に精通しています。ですからさまざまな企画などで良きアドバイザーとしてお世話になっていますし、今後もいろいろな側面からのサポートをお願いしています。
今回はそんな大村氏に、今年設立31周年を迎え、ロレックスを中心にエルメス、パリの気鋭ジュエラーの作品などを展開する安心堂パリ リュー・ド・ラペ店(ANSHINDO PARIS S.A.R.L)周辺をエスコートしてもらいました。
スイスのジュネーブからTGVでパリ・ガレッド・リヨンに入り、地下鉄で同店最寄り駅となるオペラ座で下車。ここで大村氏と待ち合わせ、リュー・ド・ラペStヴァンドーム広場の入り口に位置する安心堂パリ リュー・ド・ラペ店へ。
同店の斜め前にはカルティエ本店ブティック、隣の店舗はティファニー・ブティックで、日本語を話すことができるスタッフさんたちにも挨拶をしました。



そして大村氏の案内で「世界3大ジュエラー」をはじめ、氏を魅了するブレゲ、同じく頂上時計メーカーのパテック フィリップのブティックがあるヴァンドーム広場を巡りながらルーヴル美術館へ。


エルメス本店のあるサントノレStを歩いてパリジャンやパリジェンヌらが憩うホテルのカフェで休み、セレクトショップのコンラン、アンティークウォッチのマーケットなどを案内してもらいました。シテ島の空気感を肌で感じ、ノートルダム寺院に立ち寄り、カルチェ・ラタンへ。途中、レストランで生ガキを中心とするランチを楽しんだり、セーヌ川湖畔なども、かなりゆったりと歩きましたが4時間弱の紀行となりました。



大村氏によると、この日は約2週間ぶりの晴天。パリに太陽の光が注がれたのがうれしくて、若いカップルや老夫婦ら市民が、セーヌ川に架かる橋の上や公園の芝生の上などに寝そべり、陽を浴びていたことも強く印象に残りました。



また、パリの人たちが大切にしてきた伝統文化、美的感覚などについて深く考えさせられましたし、ノートルダム寺院で祈りを捧げる人たちに触れ、代々受け継がれる宗教観と、それを心の中心に据える各人のモラルなどについて深く考えさせられました。家族への愛情についてなど、自分自身の内面に大きな変化が起こったことについても、改めて大村氏に感謝しています。とても有意義なひとときを過ごしたという充足感で満たされました。

安心堂 パリ リュー・ド・ラペ店(ANSHINDO PARIS S.A.R.L)
8,RUE DE LA PAIX, 75002 PARIS FRANCE
tel.33-1-4020-0765 fax.33-1-4703-3902