ルクルトのメモボックス
1949年から手巻きのムーブメントを搭載し、販売が開始された
アラームウォッチの代表モデルのメモボックス。文字盤に刻まれ
る“ジャガールクルト”のフルネームモデルは、スイスメイドの証
しとして人気が集中しますが、それは作りの硬質感、凝縮感に
あるのでしょう。ただ、アメリカンパッケージ“ルクルト”でも、
今回のようなモデルが存在します。特に文字盤ははじめて
見るつくりで、彫刻されたアワーマーカーは、別ピースになって
おり、ポインターディスクを含め3ピース構造になっています。
青焼き秒針をはじめ、リューズも筆記体のイニシャルが彫刻され、
年代は異なりますが、オリジナルの尾錠もついています。
一見すると地味なメモボックスに見えるかもしれませんが魅力
満載のマニアックなモデルと言えるでしょう。
ル・クルト メモボックス
【C760】/SPEC 1950年代。手巻き。10KGFケース。
Cal.814。径34㎜。価格29万9250円
※説明及び表記はシェルマン銀座店 広報部