アゼルバイジャンでF1が初開催。現地リポート

右はイルハム・アリエフ閣下(代アゼルバイジャン大統領)、ユネスコ親善大使のメーリバン・アリイェーヴァ夫人。
取材協力:アゼルバイジャン共和国大使館 アゼルバイジャンTAC通信社
計時や提携などで時計との繋がりの強いフォーミュラ1(F1)レースが、ついにコーカサス地方カスピ海に面するアゼルバイジャンの地に舞い降りました。
今夏開催されたヨーロッパ・グランプリには誰もが熱狂し、観客たちは目の前で繰り広げられる白熱したレース展開に心を奪われました。最後に勝利を手にしたのは、メルセデスのニコ・ロズベルグでした。彼は、バクー市街地コースで勝利を手にした最初のドライバーとして歴史に名を刻んだのです。ドイツ出身のこのドライバーは、バクーでの優勝を弾みに、世界タイトルの獲得に向けて突き進んでゆくことでしょう。
アゼルバイジャンは長きにわたりスポーツ強豪国としてその地位を確立しており、国内では世界有数の競技大会が頻繁に開催されています。昨年、バクーはヨーロッパ競技大会を主催し、大きな成功を収めました。今年、同じくバクーでは世界チェスオリンピアードが開催され、来年はイスラム連帯競技大会が開催される予定です。この国においてスポーツは重要な政策カテゴリーとして位置付けられ、今後も大規模なスポーツ競技大会の開催予定が目白押しです。
-----続く―――――