オメガ:ソーラー インパルスの現在位置

ソーラー インパルス プロジェクトは、ベルトラン・ピカールとアンドレ・ボルシュベルグによって立ち上げられたプロジェクトです。太陽エネルギーのみを動力源とした飛行機で、2015年までに地球を一周することを目標としています。

オメガはソーラー インパルス プロジェクトのメインパートナーの1社として、資金面、技術面の両方から積極的にサポートをしています。このプロジェクトは、持続可能なエネルギー手段の分野において、科学と環境の進歩に貢献できる可能性を持っているのです。ソーラー インパルス プロジェクトの今後の成功において、オメガの多大なサポートは不可欠であり続けるでしょう。

太陽エネルギーを唯一の動力源として地球を一周する最初の飛行機になるために、ソーラー インパルス2は製作されました。この新しい飛行機の最初のテスト飛行はスイスにて、5月に開始される事が予定されています。

このプロジェクトには、オメガによって開発された、いくつかの最先端技術が使用されています。これらの技術は飛行機のエネルギー効率を上げるためのものです。具体的には、軽量で燃費の優れた着陸灯、軽量・最新版のオメガ インストルメント、そして、エネルギー ディスパッチャーです。エナジー ディスパッチャーはエネルギー欠乏時に、エネルギーを一方のエンジンからもう一方のエンジンへ転移するための機器です。オメガは又、飛行機のダッシュボード内に使用される軽量の電子機器も提供しています。

オメガ インストルメント
伝説的なスイス人宇宙飛行士で、欧州宇宙機関の宇宙飛行士でもあるクロード・ニコリエールによってデザインされたオメガ インストルメントは、飛行機の傾斜度を計る計器で、パイロットが簡単に読み取ることができるのが特徴です。メーターは非常に見やすく配置されていますが、それだけではなく、飛行服の両袖にバイブレーター機能付アラーム機器が装着されており、そのバイブレーションによって、パイロットがタイミング良く、計器からの情報を察知できるようになっています。
エナジー ディスパッチャーとDCDCコックピット
ソーラー インパルス2に搭載されている、オメガのエナジー ディスパッチャーのお陰で、ソーラー インパルスの4つのエンジンの内、仮に1つに問題が発生した場合でも、残りのエンジン間でのエネルギー調整ができるようになり、安定した動力供給が可能になります。この機器は、問題のあるエンジンのバッテリーから、正常なエンジンのバッテリーに対してエネルギーを転送することができるのです。また、新しいDCDCコックピットはダッシュボード内の電子機器の重量を劇的に減少させ、従来に比べ50%もの軽量化が可能になりました。
着陸灯
軽量の着陸灯も、オメガが開発に携わったものの1つです。驚くべきは、この着陸灯は1ワットあたりわずか3グラムの超軽量だということです。両翼にそれぞれLEDライトが装着されており、明るさはコーリレイション レンズにより増幅されています。1つのライトの消費電力はわずか10ワットですが、光の強度は200ワットの白熱電球と同程度です。また、追加の“プロモーション用”灯も両翼に装備されています。


スピードマスター スカイウォーカー X-33
記者会見に出席したベルトラン・ピカール氏と、アンドレ・ボルシュベルク氏は両者とも、オメガのスピードマスター スカイウォーカー X-33を着用していました。この多機能なクォーツ クロノグラフは、探検と冒険のためにデザインされました。
新しいスピードマスター スカイウォーカー X-33は欧州宇宙機関(ESA)によってテストされ、承認されました。この時計は、ESAが特許を所有している、宇宙飛行士ジャン・フランソワ・クレルボワの技術を基に、製作されたものです。

