アンティークウォッチの奥深き世界を知れば、必ず最後は行き着くと言われるオールドパテック。
普遍の美しさを誇り、美術工芸品とも称される作品はいつの時代も愛好家を魅了し続けていますが、
そうした時計づくりの原点とも呼べる懐中時計も非常に面白いものです。
シンプルで美しいダイヤルに手の込んだ装飾性の高い針、そして磨き上げられたパーツから構成される芸術品のようなムーブメントを腕時計以上のサイズで鑑賞できるのは懐中時計ならではの醍醐味といえるでしょう。腕時計に比べ、リーズナブルで比較的商品点数が多いのも魅力です。
シェルマン銀座店にてオールドパテックの懐中時計の名品に触れてみてはいかがでしょうか？




使い勝手の良さが人気の1930年代製のSS製の懐中時計です。同素材のRef.96のような肉厚の長短針にフラットタイプのインデックス、そして美しいブルースチール秒針の組み合わせという極めてシンプルなデザインです。眺めるほどに感じる完成されたデザインバランスと、そこに宿る“凄み”は他のブランドの懐中時計ではなかなか味わうことができません。
1930年代製/手巻き(Cal.17 25/21/SSケース(45ミリ)/￥819,000-
http://www.shellman.co.jp/cgi-bin/shellman/eos2/webshop/EhtAccCnt1.cgi?hC1=01&hNCODE=3031



1900年代の18KPGケースの懐中時計です。重厚感のあるコインエッジケースにチップやクラックのない美しい陶製ダイヤル、そしてルイ15世針が映えるエレガントな一本です。15石の古典的なムーブメントを含め、各パーツのコンディションも良く、この年代の懐中時計でこういったテイストとコンディションの個体を探すのは難しくなってきています。ダボ押し式時刻調整、ムスターシュ脱進機、ウルフティース歯車など、古典機の醍醐味を堪能できる個体です。
1900年代製/手巻き/18KPGケース(48ミリ)/￥987,000-
http://www.shellman.co.jp/cgi-bin/shellman/eos2/webshop/EhtAccCnt1.cgi?hC1=01&hNCODE=3043




1903年製のアメリカ・フィラデルフィアの老舗時計宝飾店、ベイリーバンクス＆ビドゥル銘／パテック・フィリップ社製の懐中時計です。繊細なブレゲインデックスに強い存在感を放つルイ15世針がマッチした一本です。各ブリッジや歯車、バランサー付きのアンクルなど、磨き上げられた各パーツからはパテックならではの当時のものづくりの姿勢が顕著に感じられます。
1900年代製/手巻き(Cal.17)/18KYGケース(46ミリ)/￥819,000-
http://www.shellman.co.jp/cgi-bin/shellman/eos2/webshop/EhtAccCnt1.cgi?hC1=01&hNCODE=2933



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