キャプテン ハーロック:巨匠、松本零士氏、初日舞台挨拶
松本氏はかねがね、「私は刀をペンに持ち替えた武士。仕事を続け、ペンを握ったまま死ぬことが夢」と語っており、舞台挨拶では淡々と語られた言葉は深く重く、胸に響いた。
松本零士氏の左腕に燦然と輝くスピードマスター ムーンフェイズ
また、この日も松本氏の左腕には、自宅でご家族とくつろぐ時も、今年招へいされたフランス、先週のイタリア・ベネチアにも携行した私物のメインウォッチ、オメガ「スピードマスター ムーンフェイズ」(1985年製。手巻き。SSケース)が輝いていた。
今年75歳、漫画家生活60周年を迎えた松本氏は、いまから半世紀前、25歳のころからスピードマスターに憧れていたといいます。氏が31歳のとき、スピードマスターは人類初の月面着陸を公式にサポート。人類による月への第一歩を導いたムーンウォッチである。NASA(米宇宙局)は、スピードマスターを標準装備品として採用し続け、数々のコスモミッションに携行された。松本氏が愛用するモデルは、こうしたスピードマスター(ストップウォッチ+積算機能付きウォッチ)に、月の位相、日付を表示する真のムーンウォッチ。