超絶至高、パテック フィリップ ジャパン・サービスセンター移転

世界最高峰に君臨するパテック フィリップが、歴史に燦然と名を残す成功者たちを魅了し続けてきたのは、伝統と革新による優れた開発力、デザイン力、細部をはじめユーザーが目にすることができないムーブメントの極小パーツ、歯車の裏側までも丹念に磨き抜くといった完ぺきを追求する姿勢に加えて、自社の製品であれば100年前のものであっても修理・修復するといった究極のアフターサービス体制にもよる。

国内にあるパテック フィリップ ジャパン・サービスセンターがこのほど、東京・千代田区内で移転した。JRの駅から歩いて1分という好立地であり、一層広く(約200㎡)エレガントな空間に生まれ変わりました。
修理・修復・オーバーホールを行う認定時計師は11名、ケース等の仕上げを行うポリッシャー1名、カスタマーに対応するアドミニストレーション・スタッフ3名という万全の体制だ。パテック フィリップの厳格な本社研修を受けた時計師のうち、最上級認定となるアドバンスを有する技術者は3名。この3名は、パテック フィリップの永久カレンダーといったグランド・コンプリケーションにも対応する。スイス本社に送らなくてもよい分、時間短縮等の大きなメリットをカスタマーは享受できるのです。

このアドバンスの資格を持つ、パテック フィリップ ジャパンのカスタマーサービス、テクニカル・ディレクターの岩本善和氏(写真: 1971年11月11日生まれ。スイスの名門時計学校WOSTEPで学ぶ)によると、アドバンスの認定を受ける際に本社で4週間の研修を受けたという。「パテック フィリップを扱うということは、時計の基本技術の上に徹底的に審美眼が問われます。ヤスリを使い極小パーツを光が通るか通らないかといった0.0数ミリ単位で美しく仕上げる技術が要求されるのです。平面は極限までまっ平らにし、サテン仕上げにしても極限の美が求められます」と述べました。なぜなら、「パテック フィリップだからです。私どもが預かるすべての時計は、お客様一人ひとりの大切な財産です。パテック フィリップ本社研修ではまず始めに、時計をリスペクトしなさい、と何度も教えられます」と力強く語ってくれました。
生涯の伴侶として、身に着ける喜び、誇りを感じさせるパテック フィリップは、アフターサービス体制についても超一流なのです。

僭越ながら、このたびパテック フィリップ ジャパン・サービスセンターによる定期メンテナンスを経て戻ってきた私物のパテック フィリップ「カラトラバ」。2重の特製ケースに収められ、時計本体はご覧のようにパッキングして戻して頂きました。ゼンマイを巻くといった操作性も新品当時の感触が戻り、今回は針、純正ストラップも交換し、ポリッシュもお願いしたので、ケースの鏡面部分とサテンによるコントラスト、仕上げの美しさに見とれてしまいました。
パテック フィリップ ジャパン・サービスセンター
営業時間:10:30-17:00
定休日:土・日・祝日
TEL:03-5209-8016
住所:東京都千代田区内神田3-6-2 アーバンネット神田ビル19F
JR神田駅から徒歩1分