キューバの彫刻家アルベルト・レスカイ氏来日

キューバの著名な彫刻家であるアルベルト・レスカイ氏(写真)の来日を記念して昨日(2012年9月7日)、東京都港区にあるキューバ大使公邸(アンドレス・ゴンサレス・バジェステル臨時代理大使)で歓迎のカクテルパーティが催されました。出席者らはキューバが世界に誇るラムベースのカクテル「モヒート」で喉と心をうるおし、大使夫人のおもてなし、キューバ料理の数々を満喫。

(左からアントニオ・古賀氏、アンドレス・ゴンサレス・バジェステル臨時代理大使、コシノジュンコ氏)
レスカイ氏は芸術家として唯一、キューバ共和国国内に自らのアート財団を有し、国内の空港に隣接する広場に翼をモチーフとした巨大なオブジェが展示されるなど活躍してきています。


(左:大使夫人であるモニカ氏)

出席者は日本の著名な芸術家、キューバとゆかりの深い世界的なファッションデザイナーであるコシノジュンコ氏、古賀政男氏の一番弟子にしてラテン音楽を浸透させるなど巨跡を打ち立てたアントニオ・古賀氏をはじめ、他国の大使ら。



リクエストを受けてアントニオ・古賀氏が自宅から急きょギターを取り寄せ、キューバ音楽や往年の大ヒット曲「その名はフジヤマ」などを演奏。小学2年生のご子息を呼び寄せ、ギターの腕前を披露する場面も。甘く深いギターの調べを聴きながら、レスカイ氏が画紙に印象をフリーハンドで描き、両者が交流を深める場面が心に残りました。
なおアントニオ・古賀氏は、レスカイ氏、大使らに敬意を表して、最高峰のラグジュアリーウォッチ、パテック フィリップ「ノーチラス」のファーストモデルを装着されていました。