セバスチャン・ローブ来日/マーヴィンの新作をお披露目





スイスの時計ブランド「マーヴィン」より、6年連続でドライバーズチャンピンを達成したフランス人ラリーレーサー、セバスチャン・ローブ氏のスペシャルモデル「MARVIN LOEB SPECIAL EDITION」が発表されました。プッシュボタンがブレーキペダル、ケースとブレスの付け根(ラグ)にラリーカーのサスペンションをモチーフとしたスプリングが付き、稼働してフィット感を高める(オートマティックモデル)などモータースポーツファンは要注目です。
そのお披露目のためにマーヴィンCEOであるCECILE MAYA氏とセバスチャン・ローブ氏が緊急来日。本作の成立や魅力などについて語りました。
・「光栄なことにローブ氏側から、時計製作にかかわりたいという打診がありました。マーヴィン自体、モータースポーツなどとの縁も深いため、新生マーヴィンとしての“生ける伝説”の創造のために、本作をローブ氏と共に創造することにしました。お金ではなくて、一緒に物作りができたことが重要だと考えています。赤のスプリングは彼(セバスチャン氏)のアイディア。自動巻の方はメカニカル式で、クオーツモデルの方は飾りです。彼のファンの誰もが購入できるよう、リーズナブルな価格設定を目指します」(マーヴィンCEO)
・「(ワンポイントである)ラグのスプリングは、ラリーカーの象徴でもあります。サスペンションとして、とても重要なパーツですから。私はドライバーで時計のプロではありません。しかし長い間、時計のメカニカルに魅了されていました。たまたま新生マーヴィンのデザイナーと知り合いで、友人の彼から時計製作の提案を受けてもいたのです。本作においては、他の一般的なパートナーシップとは異なり、デザインミーティングに参加するなどして、時計のクリエイトにかかわっています。時計はたくさん持ってますが、本作が自身にとってのナンバーワンです」(セバスチャン・ローブ氏)