ナダル選手着用のリシャール・ミルRM027(4,935万円・予価)全貌

全仏オープンテニスでラファエル・ナダルが4,935万円(予価)の超高級時計を利き腕に装着してプレー。この模様は会場である仏・ローランギャロスにわたって取材してきているので、追ってフォトライブラリーとしても紹介させて頂きます。
さて、ご覧のRICHARD MILLE(リシャール・ミル)RM027は、NECが開発したカーボン ナノチューブを採用し、トゥールビヨン(重力補正装置付きウォッチ)というコンプリケーション(複雑時計)であるにもかかわらずケース本体約13g(ストラップ装着時約20g)という超軽量で超耐久性の高級ウォッチ。ちなみに本体13グラムとは、1円玉13枚分の重さです。
グラム単価でも世界一の腕時計!(1g = 約250万円)で、日常使用はもとより、後述しますがテニスのトッププロが試合で装着、200Gという想像を絶する衝撃にも耐えうるという耐久性の高さを証明しています。カリスマ的な人気を誇るラファエル・ナダル選手が、利き腕である右手(テニスラケットは左手に持つ)にこの時計を装着して、両腕を添える強烈なバックハンドを放つシーンなどを目の前で見てきました。試合後、何事もなかったように時計を刻むRM027を、ナダル選手は腕からはずして見せてくれました。
2010年5月23日~6月6日にかけて開催される、テニスの4大世界大会の1つ、全仏オープンで、現在世界ランキング3位のラファエル・ナダル(スペイン)が、RM027モデル(トゥールビヨン機構、約20g、国内小売予価4,935万円)を利き腕に装着してプレーして話題となっています。なおRM027モデルは、今年(2010年)1月のプレ発表と同時に各国で取り合いとなり、国内では5本受注に成功しています。
ラファエル・ナダル(Rafael Nadal Parera)
PROFILE:1986年6月3日生まれ。スペイン・マヨルカ島出身の男子プロテニス選手。2005~08年の全仏オープン男子シングルスで大会4連覇を達成し、08年北京五輪の男子シングルス金メダルも獲得した。同年ウィンブルドン、09年全豪でも優勝。現在世界ランキング3位(2010年4月12日発表時)。左利き
RICHARD MILLE
RM027
今年1月にスイスで開催された国際高級時計サロン(SIHH)に極秘で登場。最新鋭の素材、技術を駆使し、高級時計の常識を覆す軽さ、耐久性で話題に。同時に国内で5本受注。4,935万円(予価) 世界50本限定販売。入荷時期未定。
RICHARD MILLE RM027 技術仕様
キャリバーRM027:手巻きトゥールビヨン・ムーブメント、時・分表示 サイズ:縦48 mm x 横39.70 mm x 11.85 mm
ストラップ無しの重量:約13g パワーリザーブ:約48時間 ムーヴメント素材:チタンとリタル合金(アルミニウム、銅、マグネシウム、ジルコニウムを含んだリチウム合金/F1、ロケット、人工衛星などで使われている)を併用。可変慣性フリースフラング・テンプ採用
東邦時計
TEL 03-5807-8162