ウブロが新社屋を公式に公開



高級時計のマニュファクチュール(自社一貫生産)として本格始動したウブロが新社屋を公式公開しました。
2009年6月、スイスニヨンの6.000㎡という広大な敷地に、自社ムーブメントの製造を主目的 とした新社屋が完成し、ウブロはマニュファクチュールとして本格的に始動いたしました。 同年11月5日には、新社屋の公式公開を行い、LVMHグループ会長兼CEOでもある ベルナール・アルノー氏、LVMH WATCH&Jewelryプレジデントのフィリップ・パスカル氏、さらに 各界のセレブリティらを招待し、ウブロの更なる発展への第一歩と なるこの新社屋を盛大に披露しました。
全部門を包括した地上4階、地下2階建てのモダンかつシンプルな社屋の1階は多様な生産を可能にする機械を揃えた工房、自然光が降り注ぐ2階は組み立て工房、3階は研究・開発部門、調達部門およびアフターセールス部門、4階は経営管理部門、LVMH TVスタジオおよびショールームとなっております。美しいレマン湖とアルプスを見渡せるこのショールームではビジターの方々に、斬新な展示ケースなど時計にとどまらないウブロの最新の開発状況をご覧頂けます。社屋内には、子供たちが駆け回る庭を備えた託児所“Les Hublotins”が併設され、働く女性の 労働環境向上に努めております。さらに、2010年秋には見習時計師の研修を目的とした トレーニングセンターをオープンする予定。
・新社屋について(ウブロより)
300人の従業員を収容できる広大な新社屋の建設は、ビバーをはじめとしたウブロの2007年 からの目標でした。
ジャン・クロード・ビバー:「以前は小規模で生産設備も十分ではなかったウブロが、5年間でこの ようなモダンかつハイテクな社屋を持てるほどに成長したことを嬉しく思います。ビッグ・バンが 驚異的な成功を収め、さらに自社ムーブメントを製造するまでになり、これまで様々な課題に一緒に挑んできたスタッフたちを誇りに思います。今後も皆で一丸となって革新的な取り組みを継続 してまいります。」ウブロはこの新社屋の完成と共に、未来を見据えた更なる飛躍の一歩を踏み出しました。
・ムーブメントについて
マニュファクチュールとして始動したウブロは、2010年のバーゼルワールドにてウブロ独自の 研究・開発による完全自社生産ムーブメント“UNICO”の発表を予定しております。
UNICOは、ダイアル側にすべてのクロノグラフ機構が配置され、フライバック機構を備えた革新的なコラムホイール式クロノグラフムーブメントです。さらなる特徴として、脱着可能な プラットフォームエスケープメントを搭載しており、お客様のご要望に応じてイニシャルを刻印することも可能となっております。
UNICOは、2009年に発表された“キング・パワー”コレクションに搭載される予定で、2010年には個以上、そして2012年までには20.000個を本工房で製造することを目標としております。