IWC/SIHH/トップリテーラー石田憲孝氏はこう見る



今回のSIHHジュネーブサロンでは、プレスコンファレンスなどの個別取材とは別に、IWCの売り上げ日本一を誇る〈BEST新宿本店〉の商談シーンを取材してきています。写真はIWCのブース内での商談シーン。
同店母体の代表取締役社長である石田憲孝氏(写真)自らが1作ずつを手に取り、店長クラスのスタッフの意見を聞きつつ入荷時期や予定価格などを確認、即断で仕入れるか否かを決めていきます。予想以上なスピーディさでした。
ブースを出た際に石田氏は、「一般的なお客様が、ちょっと高いな、けれど頑張ろう、と思っていただけるような、リアル感のあるプライスゾーンにある魅力的な商品を中心にオーダーしました」と話してくれました。


また、今回のIWCの新作には、ヴィンテージコレクションが含まれ、その中でも12時位置に月の位相を表示する〈PORTFINO〉(写真)があります。
クラシカルで丸みのあるケースにブレゲ針、6時位置のスモールセコンドと、その意匠に一目惚れでした。
その〈PORTFINO〉を石田氏も高く評価され、腕に装着されたり、サイドビューを堪能されたりしていたことが印象的でした。
さて、今季のIWCは、コンプリケーション〈DA VINCI〉、機械式水深計を搭載した〈AQUATIMER DEEP TWO〉(写真)に象徴されるように、コンプリケーション(複雑時計)からプロフェッショナル・ツールに至るまで多彩で魅力的なアイテム群を発表しました。ダーウィン生誕200周年にちなむ「AQUATIMER CHRONOGRAPH EDITION GALAPAGOS ISLANDS」では、売上金の一部がチャールズ・ダーウィン財団に寄付されることに。このようにIWCは、財団を通じてガラパゴス諸島の環境保全への貢献という姿勢を示していますし、更なるスペシャル・アイテムの披露も待たれています。
国内入荷などについては、こちらのismブランド腕時計ガイドや店頭などで随時ご確認ください。
ismブランド腕時計ガイド
http://www.excite.co.jp/ism/watchshop/
BEST新宿本店
http://media.excite.co.jp/ism/watchshop/10088/
ISHIDA 青山表参道
http://media.excite.co.jp/ism/watchshop/10258/