アントワーヌ・プレジウソ/もう一つの新作発表会1



時計の新作発表会「SIHH」開催中のスイス・ジュネーブでは、オフィスやホテルなどを使って、魅力的な独立系のウオッチメーカーも発表会を開いています。
今日はジュネーブ湖畔に建つ、格式高いフォーシーズンズホテル(旧ベルク)で開かれている「アントワーヌ・プレジウソ」の発表会に出かけました。
ブランド創始者であるアントワーヌ・プレジウソ氏は、時計学校を首席で卒業後にパテック・フィリップ社に入社。主に歴史的名品の修復にたずさわり、1993年に独立。世界的な美術館や王室に収まっているような名作の修復を手掛けると同時に、独立時計師として自らの作品を発表。日本でもNHKが、「独立時計師たちの小宇宙」というテレビ番組で、同じく独立時計師であるフィリップ・デュフォー氏とともに脚光を当てたことをきっかけに根強いファンを持っています。
会場にはプレジウソ氏をはじめ、ご婦人、お嬢さんもいて、とてもやさしい時間が流れていました。
超絶的な技術を持つダイヤモンドセッターであり、彫金師でもある、氏の友人であるディック・スティーンマン氏(プレジウソ氏とのツーショット写真右の男性)も駆けつけていました。
「善と悪、光と陰、白と黒。これらはすべて表裏一体である」という、東洋思想にも通じる氏の深い哲学をかたちとした二対一体のトゥールビヨンをはじめ、琴線に触れる魅力溢れる新作もお披露目されていました。

