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ラーメンドーナツ化現象!?

 “ラーメンの“ドーナツ化現象”とでも言うのでしょうか、最近の美味しいラーメン店は都心からやや離れた場所に多い傾向があります。都心では家賃や保証金が高額で、新規参入組の個人ラーメン店はなかなか手を出せないのが実情。もちろん、努力して資金を集め、最初から都心の一等地に出店する個人店もありますし、大手の店が一概にレベルが低いというわけではありませんが、資本力のある大手の店が都心に多く、郊外に個人店が多いというのは確かです。そして店主の個性と能力を生かせる個人店が、最先端のラーメンを語るうえで欠かせない存在であることはご存知の通りです。
 以前に「ラーメンの隠れ里」として埼玉県比企郡の話をしましたが、今回は神奈川県にある渓流の里・水郷田名近くの「隠国」(こもりく)というお店を紹介します。水郷田名は相模原の市街地から20分ほどの場所にありながら、丹沢水系の清流に出会える場所として知られており、初夏から夏にかけて神奈川県はもとより東京からも多くの人々が水遊びに訪れます。
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 隠国の周囲は空き地や資材置き場など、およそ飲食店が立地する場所ではなく、ある意味雑然とした場所なのでラーメンに対する期待も薄くなりがちです。この店はもともと相模原駅の近くにあった「春夏冬」(現在は隠国別館)の製麺工場として利用されていたスペースを、新しい味のラーメンを提供するための店舗に改装したものですが、口コミで人気が広がり、連日長い行列ができます。丸鶏とカツオ節、煮干し等を濁らせないように煮込んだスープは、魚の風味が奥ゆかしく漂うきれいな口当たり。ガラスのようにもろく、デリケートな味わいの1杯に出会えるはずです。

 郊外のラーメン店はレベルが低い、というのはひと昔前の話。「中村屋」「なんつッ亭」など今や押しも押されぬ有名店も、郊外でひっそりと始めたお店でした。郊外にできる小さなお店にこそ、今後のラーメン界を背負うカリスマがいるのかもしれません。

【麺工房 隠国(こもりく)】
住所:神奈川県愛甲郡愛川町角田字小沢城768-9
営業:11:30~15:00、日祝11:30~20:00
定休:月曜休
メニュー:醤油らぁ麺550円、塩らぁ麺650円、スペシャルチャーシュー麺900円(写真)、肩ロースチャーシュー麺800円、きびご飯150円、とっつぁん丼400円、マサイ飯400円 ほか
by ism-ramen | 2006-06-30 10:03

アジアンダイニングでラーメン

 梅雨に入ってじめじめした日が続いています。紫陽花とともに初夏の風物詩といえば「花菖蒲」ですが、京成線には「堀切菖蒲園」という駅があります。そこで今回は、堀切菖蒲園駅にほど近いラーメン店「天照」を紹介します。
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 ここは外装・内装とも東南アジア風で、メニューにもドリンク類が数多くあり、一見するとアジアンダイニングバーのような雰囲気ですが、驚くほど本格的なラーメンに出会えます。
 店名に「麺香房 天照」とあるように、代表メニューである「天照ラーメン」の最大の特徴はその香り。サバやカツオなどの節類が醸し出す豊かな魚介風味と、揚げネギの香ばしさ、ネギ油の柔らかい香りが渾然一体となって食欲を刺激します。モミジ(鶏の足部分)や丸鶏など動物系素材もふんだんに使用しコクも十分。弾力のある麺と相まって強烈な香りと旨味を運んでくれます。ほかにも「トムヤムラーメン」など珍しいメニューがあるのも、この店の特徴といえるでしょう。
 江戸時代から続くという堀切菖蒲園の花菖蒲。ピークはもう過ぎたようですが、6月いっぱいは楽しめるそうですので、一度足を運んでみていはいかがでしょう。

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【麺香房 天照】
住所:東京都葛飾区堀切5-3-1
営業:11:45~翌3:30LO
定休:なし
メニュー:天照らー麺683円、天照つけ麺683円、醤玉そば683円、菜香そば683円、トムヤムらー麺714円 ほか
by ism-ramen | 2006-06-29 11:24

穴場中の穴場

 インタビューなどでよく聞かれるのが、「行列がなくておいしい店を教えて」という質問です。有名店の大行列に辟易して、「ゆっくりできて、しかもおいしい」というラーメン店を探している人が多いようです。
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 今回ご紹介するのは、数ある穴場店の中でもひときわ目立たない場所にある、穴場中の穴場「ラーメン専門 くぼ田」です。西部柳沢駅の小さな商店街の裏通りにひっそりとたたずみ、おそらくほとんどの人が気付かずに通り過ぎてしまう立地ですが、ラーメンは誰もが納得するであろう見事な味わいです。魚介系と動物系のスープを注文の度にブレンドするWスープ方式で、魚介スープには煮干し、カツオ節、サンマ煮干し、小鯛、サンマ花削りなどを使用しています。これを動物系のスープと合わせ、アクセントに干しエビ、ニンニク、ネギを揚げて作った香味油をあしらった、コク深く香り高いスープは、ムッチリとした歯応えの太麺とも相性抜群。埋もれさせておくにはあまりにも惜しい名店です。
 探すのが大変な店ほど、美味しかった時の感動が大きいのかもしれません。本やテレビでは紹介されない美味しいラーメンを、みなさんも是非探してみてください。
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【ラーメン専門 くぼ田】
住所:東京都西東京市保谷町3-8-8
電話:0424-60-7651
営業:11:30〜14:30、17:30〜20:30
定休:火曜、第3月曜
メニュー:ラーメン650円(写真)、味玉ラーメン750円、チャーシューメン900円
by ism-ramen | 2006-06-25 22:26

スープが冷たいラーメン?

 つけ麺に続いて、夏の人気メニューになりつつあるのが「冷やしラーメン」です。これは冷やし中華のように麺と具の上にタレをかけるスタイルではなく、たっぷりのスープに麺が浸った状態で提供される、つまり見た目は普通のラーメンなのですが、食べてみたら冷たいというメニューなのです。冷やしラーメンは山形県や福島県では以前から食べられていたもので、山形市の「栄屋本店」が発祥とされています。
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 この冷やしラーメンを東京で出している代表的なお店が、銀座と中目黒にある「プルーカフェ」です。動物系の素材を一切使わずに、カツオ節や干し椎茸でダシをとった冷たい醤油スープに、茹であげてから氷水で引き締めた縮れ麺を組み合わせています。スープ表面にはオリーブオイルにネギとニンニクで香り付けした香味油をあしらってコクを補い、普通の温かいラーメンと比べても遜色のない厚みのある味わいです。冷やしメニューらしくスープには氷が浮いていますが、この氷は溶けてもスープが薄まらないよう、スープそのものを凍らせたもので、山形の冷やしラーメンを模倣しただけではない、独自のアイデアが光ります。
 まもなく7月。夏限定メニューを始めている店も多いですが、今年は「冷やし中華」に交じって「冷やしラーメン」の文字もよく見られるようになると思います。まだ未体験の方はぜひ、一度お試しください。

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【プルーカフェ】
住所:東京都中央区銀座1-14-9
電話:03-3535-0516
営業:8:00~23:30 ※金8:00~深1:00、土9:00~23:30、日祝9:00~20:00
メニュー:山形水ラーメン790円(写真)、山形ラーメン790円、ロコモコ790円、有機発芽玄米の豆乳カレー790円 ほかソフトドリンク、アルコール類各種あり

【プルーカフェ 中目黒店】
住所:東京都目黒区青葉台2-19-10
電話:03-3711-4170
営業:8:00~21:00 ※ラーメンは11:00~
定休:無休
by ism-ramen | 2006-06-21 11:40

原価率無視のラーメン!?

 一般に飲食店では原価率は三割以下に抑えるのが目安で、特にラーメンは一昔前までは原価二割以下という店も珍しくありませんでした。しかしラーメンの品質が向上すると共に原価率も上がり、最近では原価率を3割以上かけている店も多々あるようです。その最たる店がここ、蒲田駅近くに2001年に開店した「上弦の月」です。
 このお店は今年の冬まで鶏白湯スープのラーメンを出していましたが、3月1日から豚骨魚介スープに衣替えしました。それが下の写真のラーメンです。
 豚骨スープはシンプルに豚骨や香味野菜を強火で焚きあげたもので、魚介系素材は桜エビとカツオ節を粉末状にしたもの。この粉末をあらかじめ丼に投入し、丼にスープを入れると豚骨魚介味になるという仕掛けです。ドロンとしたスープはむせ返るような魚介風味と背脂のまったり感、豚骨のコクが混じりあって絶大なインパクト。しかもチャーシューは肉汁たっぷりのものが2枚、麺はゴワゴワしたワイルドな食感の極太麺が山盛りで、半熟玉子がトッピングされて見た目もゴージャスです。味、量ともに大満足の一杯です。
さて、このラーメンの値段ですが、いくらだと思いましたか?
おそらく700円以上と答える人が大半ではないでしょうか。
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・・・実は500円です。いまどきワンコイン。地価の高い東京でこれだけ味づくりにこだわりながら、廉価なラーメンを提供しているお店はなかなかないと思います。価格が安いだけに、当然原価率も高く、お店の利益はどれほどなのかと余計な心配をしてしまうほどです。電車賃をかけてでも、わざわざ訪れてほしいお店の1つです。
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【上弦の月】
住所:東京都大田区西蒲田7-63-9
電話:03-5710-5667
営業:17:30〜24:00
定休:木・日曜、祝日
メニュー:らーめん450円(写真は煮玉子トッピングで+50円)、チャーシューめん550円、らーめん大盛500円、のりトッピング50円
by ism-ramen | 2006-06-17 13:38

恵比寿でタイムスリップ

 恵比寿という町は一昔前まではサッポロビールがある以外はさして特徴もなく、お店も少ない地味な町でしたが、今や不動産屋が最も強気な町とも言われ、多くの飲食店オーナーが出店を目指す町となっています。美味しい店、高級店、斬新なコンセプトの店、スノップな店、デザインに力を入れた店などが多く、対照的に全国展開のチェーン居酒屋や漫画喫茶などの業態は極端に少なく、大人な町並みが形成されています。
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 そんな恵比寿にも昔ながらの定食屋や居酒屋がわずかながら残っているのですが、まるで昭和30年代にタイムスリップしたような気分にさせてくれるラーメン店が「前川」です。カウンターだけの小さなお店で、ご夫婦が中休みなしでのんびりと営業しています。暖簾には「札幌ラーメン」と書かれていますが、メニューには札幌ラーメンと普通のラーメンがあり、それぞれに味噌も醤油もあります。
 スープや麺は一緒ですが具が異なり、札幌ラーメンにはチャーシューやメンマなど普通のラーメンと同じ具の他に、中華鍋で炒めたモヤシが乗ります。この日は札幌ラーメンの味噌と、普通のラーメンの醤油をいただきました。味は昔の中華屋さんのラーメンそのままで目新しさはありませんが、いまどき恵比寿でラーメン400円、サッポロ味噌ラーメン480円という値段は驚きです。まるで時が止まったような感覚に浸れるほのぼのとしたお店なので、新店巡りに疲れたときにでも、一度訪れてみてはいかがでしょう。
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【札幌ラーメン 前川】
住所:渋谷区恵比寿1-22-10
営業:11:00〜20:20LO
定休:日曜・祝日
メニュー:ラーメン400円、サッポロ味噌ラーメン480円(写真)、タンメン500円、ワンタンメン600円 ほか
by ism-ramen | 2006-06-10 19:02