エキサイトイズム
ウィキ

ラーメン 石神秀幸 ismコンシェルジュ


石神秀幸
ラーメン王
プロフィール
ラーメン王・石神秀幸によるラーメンナビ(写真付き!)
検索
カテゴリ
以前の記事
タグ
最新のコメント
味もそうですけど接客が丁..
by 見上げれば上弦の月 at 02:01
お疲れさまでした〜。 ..
by 小○さん at 11:06
初書き込みです。元浦和市..
by うひ at 23:12
白河の味が都内で味わえる..
by なぐもっち at 07:38
社会人になりたての頃、宮..
by なぐもっち at 07:26
かずおさん、あなたはよく..
by なぐもっち at 07:21
以前から石神さんが新潟の..
by なぐもっち at 07:11
最新のトラックバック
イズム公式ブログ
【おことわり 】
コメント、およびトラックバックは、エキサイト株式会社にて、当コンテンツへのコメント、およびトラックバックとしてふさわしいか、誹謗中傷や公序良俗に反する内容が含まれていないかどうかを確認いたします。内容により予告なく削除する場合もございますので予めご了承ください。

焼き石ラーメン?

 「ラーメンの温度」について考えたたことがあるでしょうか。料理において、温度は味や食感と同じくらい重要な要素です。スープが熱すぎると味が分かりづらいから、あえてスープをぬるめにして提供するというお店もありますが、熱々の醍醐味もまた、ラーメンの味だと思います。そこで今回はラーメンを火傷しそうなくらい熱々にするため、妙案を実践している店を紹介したいと思います。

 まずは千駄木にある「つけめんTETSU」。こちらは店名に掲げるとおりつけ麺がメインの店で、老舗製麺所・浅草開化楼謹製の、強靭なコシと滑らかさを併せもつ力作「ちぃ麺」を基本に、ミネラルを多く含む強力粉を使った「強麺」も数量限定で用意。さらには冷たく絞めた麺と熱い鰹ダシに入れた麺のセットなど斬新なメニューも開発し、つけ麺の可能性を広く探っています。そんな「TETSU」がつけ麺の魅力を最大限に味わってもらうべく実践しているのは、つけダレをダシ汁で割る「スープ割り」の際に“焼き石”を投入するという妙案。ブクブクという音とともに瞬時にして熱々感が蘇り、最後の1滴を飲み干すまで飽きさせません。
焼き石ラーメン?_f0040088_1814710.jpg
焼き石ラーメン?_f0040088_18153825.jpg
焼き石ラーメン?_f0040088_18142661.jpg

 また、「焼き石投入系」の先駆けといえば、国分寺の「らーめん和尚」を忘れるわけにはいきません。こちらは石ではなく“ステンレスの塊”をキンキンに熱して、丼にスープを張ったところで投入しています。これにより、提供されるスープは熱々になり、あらかじめ丼に振っておいた魚粉からもダシが出るという見事な仕掛けです。サラッとした口当たりながら宗田節の味と風味がしっかり出たスープで、ツルリとした麺との絡み具合も上
々の一杯です。
焼き石ラーメン?_f0040088_18144899.jpg
焼き石ラーメン?_f0040088_18152269.jpg

 このほかにも、焼き石などを利用して温度をコントロールするお店が増えてきています。エンタテインメント性が高いうえ、手軽で実用的なので、今後1つの潮流となるかもしれません。


【つけめんTETSU】
住所 東京都文京区千駄木4-1-14
営業 11:30~15:00(スープ切れ終了)
定休 月曜、第2火曜

【らーめん和尚】
住所 東京都国分寺市本多2-16-19
営業 11:30~15:00、19:00~深夜2:00/日祝11:30~20:00(スープ切れ終了)
定休 月曜
by ism-ramen | 2006-11-30 18:23
<< 玄の遺伝子 大勝軒のタンメン >>