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石神本新店探し3

 今回も10月10日に発売する、ラーメンガイドブック(通称・石神本)に掲載するお店を探すための、食べ歩きレポートをしたいと思います。前回に引き続き東京23区編です。
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 最初にご紹介するのは神田須田町にある「仙蕪庵」です。カウンターのみの小さなお店で、椅子席と立ち食い席が半々くらい。立ち食い席があるのでカウントしようがないのですが、キャパはおおよそ7〜8人といったところでしょうか。メニュー表に書かれている蘊蓄には、「九州から北海道までたくさんのラーメン店の立ち上げを手伝い、行き着いた末がシンプルな鶏のラーメンでした」のようなことが記述されています。中華そば800円、塩そば900円と、かなり強気な値段設定です。中華そばは昔ながらの中華料理屋さんで出てくる、鶏の香りが効いたごくごくオーソドックスな醤油ラーメンで、塩そばは強烈にコショウが効き、塩角がそのまま舌にぶつかってるような鋭角な塩辛さで、まさに塩コショウラーメンといった塩梅。しかし、「昔ながら」とか「シンプル」というキーワードを有り難がる人は多いですし、値段が高いと、それだけの価値があるんだと無条件に思い込む人は多く、同じ質のものを出しても、値段を高くした方が評価が高くなるということは商売ではままあることなので、このお店の戦略は見事と言えるでしょう。食事は必ずしも味だけじゃなく、雰囲気にお金を出す要素も大きいので、一部のお客さんにとっては「シンプルな昔ながらの本物のラーメンを食べた」という気分を味あわせてくれる貴重なお店と言えるでしょう。
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                      ↑仙蕪庵
 次にご紹介するのは高田馬場の「二代目海老そば けいすけ」です。ここは本郷三丁目の「初代けいすけ」の二号店ですが、提供するラーメンは味もコンセプトも全く異なります。店名の通り海老の味を前面に押し出しており、スープには豚骨や鶏ガラとともに、炒った甘海老の頭を大量に投入しています。醤油味や味噌味など味の分類をするならば、海老味というのが最も相応しいでしょう。平打ち麺にスープが良く乗り、啜り込むと口内を海老の風味が占拠します。丼も変わっていて、球体を斜めにカットしたような形状です。見た目からして驚かされますが、香りを蓄える効果もあり味の観点からもメリットも高いのです。
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              ↑二代目けいすけ「海老そば」680円
 次にご紹介するのは北区上十条の「麺屋 向日葵」。都内某有名店で働いていた方が独立してオープンした店だそうです。「濃厚醤油らーめん」は、そのネーミングに反してスープ自体はかなりシャバシャバで、脂の多さが目立ちます。もう一品頼んだ金曜夜限定の「海鮮塩らーめん」も、どの辺りに海鮮を使っているのか分かりづらい品で、こちらも油脂の味と香りで食べさせる印象のスープでした。どちらもダシ自体の味にはあまり深みを感じず、油脂頼りな印象を受けましたが、最近のラーメンは味のポイントとして、背脂や香味油など油脂に力を入れるケースが多く、こちらはその典型的なモデルケースといえるので、一度食べてみる価値があると思います。
 次にご紹介するのは北区滝野川の「テールラーメン」。ここは15年以上前から営業している店ですが、掲載店の対象は新店とは限りません。既に食べたことがあるお店でも、味が変わることも珍しくないので、ある程度期間が空いたら食べに行く必要があります。ここは約一年ぶりの訪問ですが、牛テールを使ったスープは牛特有のバター臭ともいうべき香りが強く、好みが分かれる味ですが、個性が強く他にはなかなかない味なので、常連のリピーターが多いタイプの店と言えるでしょう。数年前、牛スープのラーメン店が増えた時期がありましたが、BSE問題でほとんどの店が牛ラーメンをやめてしまいました。そんな中、一貫して牛テールのラーメンを貫く姿勢には、ご主人のこの味に対する強い思い入れが感じられます。
 次は幡ヶ谷の甲州街道沿いにある二軒を紹介します。「つけそば 飛沫」は、具材が天ぷらというユニークなお店。「我武者羅」は豚骨ベースのスープに鯛干しをブレンドしているそうで、味はライトな豚骨スープといった印象。この二軒は歩いても近い距離ですし、甲州街道から6号通り商店街を少し入れば、以前このサイトでもご紹介したはまぐりスープの「不如帰」もあるので、胃袋に自信のある方は連食してみてもいいかもしれません。
 果たしてこの中でどこが今年の石神本に載るのか、皆さん楽しみにしていて下さい。


【仙蕪庵】(せんぶあん)
住所 東京都千代田区神田須田町1-3
営業 11時〜スープ終了まで
定休 未定

【二代目海老そば けいすけ】
住所 東京都新宿区高田馬場2-14-3
営業 11:00〜23:00
定休 なし

【麺屋 向日葵】(ひまわり)
住所 東京都北区上十条3-8-8
営業 11:00〜15:00、18:00〜21:00
定休 木曜

【テールラーメン】
住所 東京都北区滝野川1-1-18
営業 11:30〜13:00頃、18:30〜深夜1:00頃
定休 土・日曜、祝日

【つけそば飛沫】(しぶき)
住所 東京都渋谷区幡ヶ谷1-5-6
営業 11:00〜16:00、18:00〜23:00、土曜11:00〜23:00、日祝11:00〜21:00
定休 なし

【我武者羅】(がむしゃら)
住所 東京都渋谷区幡ヶ谷2-1-5
営業 11:00〜15:00、18:00〜23:00
定休 日曜
by ism-ramen | 2006-09-13 15:30
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